合同企業説明会

 企業説明会は、社員が直接みなさんに会社の概要を説明するイベントです。企業説明会は、ネットやその他メディアでは感じ取ることのできない情報が得られる場となります。また、企業側としても志望者に直接語りかけることができる機会として、近年、企業説明会を採用プロセスの中でも重要視する傾向があります。

企業説明会の位置づけ

 企業説明会は、単なる企業概要の説明会という以上の意味を持っています。学生、企業側の双方にとって、企業説明会とはどんな意味があるのでしょうか。

企業説明会のメリット

企業側

 インターネット経由でのエントリーが主流になった昨今、ただ採用試験に申し込んできたというだけでは、有力な採用候補者として認識するのは難しくなります。社員との交流の場に足を運んできてくれた学生は、その後の選考プロセスに積極的に参加してくれる可能性の高い、有力な採用候補者として認識することができます。
 「説明会」とされているため、単に企業説明を聞きに行く場と思っている人も多いようですが、企業側は説明会を採用選考の重要な一プロセスとしてとらえているケースが多く、説明会の場で簡単な志望動機や自己PRを問うたり、面談を行ったり、その後の採用選考試験の日程などを伝えたりすることもあります。

学生側

 説明会では、その企業の社員が直接学生の対応にあたるため、ネットやメディアからは得られないリアルな情報を手に入れることができます。例えば、現場での社員の対応はどうだったか、どんなタイプの社員がいるか、企業内容や仕事内容の説明のわかりやすさはどうだったか、他にどんなタイプの学生が応募してきているのか等、その企業へのアプローチを続けていくかどうかを判断するための重要な情報を得ることができます。

企業説明会の種類

 企業説明会にはいくつかの実施形態があり、それぞれみなさんの参加スタンスも変わってきます。

合同企業説明会

 合同企業説明会は、多数の企業がひとつの会場に集まり説明を行う就職イベントです。参加企業も100 社以上集まることもあり、会場には広いホールを使用することが多くなっています。学生は企業ごとに設けられたブースを自由に訪問して、人事担当者から企業説明を受けることができます。あくまでも企業や業界、仕事を知るための場であって面接や試験の場ではありません。
 合同企業説明会には多数の企業が一堂に会すので、限られた時間で多数の企業と出会え、効率的に企業研究・情報収集を行うことができます。

個別企業説明会

 企業が個別に開くのが個別企業説明会です。特定企業の説明会では、合同説明会以上に踏み込んだ話を聞くことができ、より企業の全体像が把握できるのがメリットです。個別企業説明会は、相手企業に対するイメージが大きく変わる場といってよいでしょう。企業の方から事業内容や採用方針などを直接聞けるチャンスなので少しでも興味があるなら、ぜひ説明会に出席してみましょう。また、次のステップ(筆記・面接)への登竜門でもあるので、選考を意識して準備しておくことが大切です。

学内合同企業説明会(千葉大学 主催)

 大学が主催し、大学の施設で実施される合同企業説明会です。通常の合同説明会との一番大きな違いは、参加企業が全て「千葉大学生にピンポイントで会いに来ている」という点です。外部の合同企業説明会では、企業側は目の前に座っている学生がどこの大学の学生なのかは全く把握せずに説明を行うことになりますが、学内合同企業説明会では、千葉大学生のみに絞って話ができるというメリットがあります。
 したがって、参加企業は全て「千葉大学生をぜひ採用したい!」という意欲を持って参加しているため、内定の確度が高い企業のみが抽出された上で一堂に会しているイベントであるといえるでしょう。
本年度も開催が予定されていますので、スケジュールを確認の上、必ず参加するようにしましょう。

企業説明会 参加のポイント

 企業説明会には以下のような点に留意して参加してみましょう。

1.参加方法

[個別企業説明会]

 個別企業説明会は、基本的に「エントリー者」に対して行われます。インターネットなどを介してエントリーをしておくと、個別説明会の日程のお知らせが届くので、それに申し込みを行って参加します。エントリーしてからかなり時間がたって案内が来るというケースもありますので、気になる企業については、常に案内が届いていないか注意しておきましょう。

[合同企業説明会]

 外部の大きな会場で行われている合同企業説明会(メガイベント等)は、基本的に申し込み不要、入退場自由としているところが多くなっています。ただし、膨大な数の企業が参加していることがあるため、あらかじめ参加企業とその中でもどの企業の話を聞きに行くのか、事前に考慮して参加しないと、ただ歩き回って終わってしまうということもあります。事前に参加企業については下調べをしてから足を運び、なるべく効率的に多くの企業とコミュニケーションしてみましょう。

[学内合同企業説明会]

 千葉大学主催の合同企業説明会も、申し込み不要、入退場自由であることは外部での合同企業説明会と変わりません。日程と参加企業を事前にしっかりリサーチしてから参加することが大事です。ただし、参加企業は「ぜひとも千葉大生を採用したい!」という意欲を持って参加してきているため、外部の合同説明会より突っ込んだコミュニケーションが行われることが多くなっています。場合によっては、その場で次の採用プロセスの紹介や申し込みを受け付ける企業もあります。
 やはり、事前に参加企業をしっかりリサーチして、みなさんなりの作戦をもって色々な企業とコミュニケーションをとってみましょう。

2.参加への心構え

 個別企業説明会は、採用選考の一つのプロセスであるととらえている企業も多くあり、説明だけが行われるのかと思って参加したら、志望動機や自己PRを記述する参加カードの提出を求められたり、簡単な社員との面談が行われたりすることもよくあります。何も準備せずに参加するのではなく、最低限の業界・企業知識は抑え、基本的なもので構いませんので志望動機、自己PRのひな型を用意してから参加してみましょう。

企業説明会 参加チェックリスト

  • 疑問点、質問事項は用意しているか
  • 筆記、面接の心積もりはしているか(急に試験が入ることもあります)
  • 企業案内の基本的事項、データをチェックしているか
  • ノート、筆記用具などを用意しているか(念のため、履歴書も持っていたほうが無難)
  • 待合室、会場での態度も観察されています
  • なるべく前のほうに座り、人事担当者に顔を覚えてもらいましょう
  • 社員の様子もチェック。社風が垣間見える場合も
  • 服装は私服指定がない限りはスーツで参加