高校2年生から大学へ進んで、研究者・エンジニアをめざそう
千葉大学では、平成10年度から、高校2年生を修了した段階で大学に入学する“飛び入学”制度「先進科学プログラム」を進めています。これは、「独創的な研究で国際的に活躍できる研究者・エンジニア」をめざす個性的で才能豊かな高校生に、1年早く本格的に学問を学び始める機会を提供するものです。 このプログラムには、物理学コース、フロンティアテクノロジー(FT)コース、人間探求コースに加え、平成21年度から始まった物理化学コースがあります。それぞれのコースで進学できる学科は次のようになっており、様々な分野に広がっています。
- 物理学コース:理学部(物理学科)
- フロンティアテクノロジー(FT)コース:工学部(建築学科、都市環境システム学科、デザイン学科、機械工学科、メディカルシステム工学科、電気電子工学科、ナノサイエンス学科、画像科学科、情報画像学科)
- 人間探求コース:文学部(行動科学科)
- 物理化学コース:理学部(化学科)
平成21年(12期生)までに59名が入学し、現在9期生までの34名(早期卒業1名,大学院早期入学1名の9期生を含む)が卒業しています。進路については、図のようにほとんどの卒業生が,千葉大学,東京大学,京都大学,総合研究大学院大学,マサチューセッツ工科大学,ラトガース大学などの国内外の大学院に進学しています。さらに,博士課程にも多くの学生(6期生までの17名中11名)が進学し,現在5名が博士号を取得し社会で活躍しています。 カリキュラムに関しては、志望学科の通常のカリキュラムに加えて、次のような先進科学プログラム独自の授業が用意されています。
- 先進科学セミナー:物理学,工学基礎,人間科学,物理化学などの専門分野の基礎を学ぶ少人数セミナー
- 先進教養セミナー:広い視野を養うための少人数セミナー
- オムニバスセミナー:世界の研究をリードする学内外の様々な研究者による講義
- 先進海外研修英語: 1年次の夏休みにサンノゼ州立大学に1ヶ月間滞在しますその間、外国人のルームメートとともに学生寮で暮らしながら授業を受けます。
これらは、将来研究者・技術者として活躍するための基礎を培うものです。 このプログラムは、先進科学センターの専任教員(教授2名、助教1名、特任研究員5名)と、関連する学部を中心とする全学の教員の協力のもとに実施されています。飛び入学の教育活動に限らず、高校生理科研究発表会や数理科学研究会などの高等学校との連携活動も積極的に進めています。また、平成18年度より、文部科学省から教育改革特別経費の支援を受けています。
