“くすり”の開発研究は、有機化学、薬理学、生化学、分析・物理化学などの生命科学の進歩による分子レベルや遺伝子レベルで薬効発現機構の解明と化学合成、製剤技術、遺伝子工学などの進歩とが相まって驚くべき速さで進展しています。また、有効な医薬品の適正な服薬指導など医療の最前線での薬剤師の活躍が益々期待されています。
薬学部では、①「生命」現象の物質的基盤を科学的に明らかにすること、②それに基づいて副作用の少ない有効な「薬」を創製すること、③臨床に対応できる「薬剤師」になることを目的に“くすり”に関係するすべての事柄を学びます。

薬学部の研究・学問分野は
1.疾病の治療・診断・予防に用いられる医薬品の研究・開発を行う。
2.医療の場において薬の専門家として医師と協力して医薬品の提供、医薬品の管理、処方箋のチェック、薬の服用方法の説明を行う。
3.公衆衛生上、人類の健康に必須あるいは逆に有害な化学物質に関する研究を行う。
など3 つの分野に分類できます。
したがって、本学部では以下のような人を求めています。
1.探究心をもち既存の知識を鵜呑みにせず、理論的に思考できる人
2.将来大学院に進学し生命科学や創薬科学の研究者を希望する人
3.指導的な立場の薬剤師になることを希望する人
本学部は、創薬に関連する研究・教育職や開発職の人材の養成を目的とする4 年制の薬科学科と薬剤師免許を取得して医療の場や公衆衛生の分野で指導的な立場に立てる薬剤師及び臨床開発職の人材養成を目的とする6 年制の薬学科から構成されています。入学試験では、両学科を分けずに薬学部として一括した選抜を行います。入学後も2 年次が修了するまでは、両学科に共通の基礎薬学教育を学びます。そして、3 年進級時に、4 年制の薬科学科と6 年制の薬学科のいずれかを各自の将来の進路と成績により決定します。なお、薬科学科と薬学科の定員は、それぞれ40 名となっています。
大学院教育改革支援プログラム(大学院GP)(平成19~21年度)
「世界規模の治験・臨床研究を担う医療人育成」(責任者:石川 勉教授) 本プログラムは、大学院医学薬学府での一貫教育のもとに医療専門職として「国際規模での医薬品の治験・臨床研究を担う人材を養成すること」を目的としています。特に将来的に、臨床開発職、治験コーディネーター(CRC:Clinical Research Coordinator)、治験モニター(CRA:Clinical Research Associate)、生物統計家、データマネージャー(DA:Data Manager)、医療機器専門CRC、などの業務を志望する大学院生、または治験を主導する知識、技能を修得したい大学院生(医師)などを対象としたプログラムです。