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平成29年度千葉大学卒業式・大学院修了式・学位記授与式 答辞

掲載日:2017/09/28

  本日は私たち卒業生、修了生のために、このような式典を挙行して頂き、誠にありがとうございます。また、ご多忙の中、ご出席くださいました、徳久学長、諸先生方に、卒業生、修了生一同心より御礼申し上げます。

  今、修了の時を迎え、私たち一人ひとりの胸中には、さまざまな思いが去来しているに違いありません。 私も大学院入学当時、先人たちが築いてきた学問を学び、それを発展させていくことに不安を抱えながらも研究者としての道を進むことを決意したことを思いだします。その中で本日、博士号という最高学位を取得できたことを大変うれしく思います。

  私は二年前、勤めていた会社を退職し、千葉大学の博士後期課程に進学しました。大学院の修士課程から会社に勤めることなく博士後期課程に進学したかったものの、経済的な理由により一度社会に出て働くことを余儀なくされました。それでも、なお学問に対する情熱および研究を通じて人類に貢献したい、といった気持ちは消えることはなく、結果として、今日、ここに立つことができました。日本という社会ではこのような回り道が必ずしも許される風潮はないかもしれません。しかし、学問を学ぶことはだれにでも等しく平等であり、学問の門は誰にでも開かれております。そして、大学院で学び研究したことは、何物にも代えがたい財産となっております。このことから私は、自分を諦めないことこそが人間にとって大事なことなのだと思います。

  修了の時を迎えた今、学生生活の終わりを実感するとともに、ようやくスタートラインに立つことができたと感じます。本日をもって私たちはそれぞれの道へ進みます。これからの人生はこれまでの学生生活に比べ、より厳しいものになるかもしれません。しかし、千葉大学で学んだことを忘れることなく、絶えず諦めることなく、挑戦することで、それぞれの分野においてもより高きものになれるよう、努力していく所存です。

  最後となりますが、これまで、ご指導してくださった先生方、大学生活を支援してくださった職員の方々、共に学問を学び、研究を行った研究室の皆様、そして、お世話になったすべての方々に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。千葉大学のさらなる発展と、皆様方のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げ、答辞とさせていただきます。

平成29年9月28日
平成29年度卒業生・修了生代表
工学研究科 人工システム科学専攻
小岩健太