ニュース・イベント情報
Topics

科研費「特別推進研究」に内定 「IceCube-Gen2実験で拓く高エネルギーニュートリノ天文学の新展開」

掲載日:2018/04/27

南極点にそびえる「IceCube」観測施設。次世代となるGen-2で、より多くの宇宙ニュートリノ検出を目指す。

 平成30年度文部科学省科学研究費補助金の特別推進研究に、本学のハドロン宇宙国際研究センター(理学研究院・吉田滋教授 代表)より申請した「IceCube-Gen2実験で拓く高エネルギーニュートリノ天文学の新展開」の採択が内定されました。

 吉田教授らは、12ヵ国・48機関による国際共同実験「アイスキューブ」に日本からは唯一の研究機関として参加し、これまでも1.2PeV、1.4PeVほどの高エネルギーを持つ宇宙ニュートリノの事象を世界で初めて発見するなど、ニュートリノ天文学の進展に大きく貢献してきました。

 現在は、より多くのニュートリノ検出を目指し、南極点で行われている「アイスキューブ」観測実験の次世代施設となる「IceCube-Gen2 (アイスキューブ ジェンツー)」の検出器開発に着手しています。また高エネルギー宇宙ニュートリノの発見により可能となったマルチメッセンジャー観測により宇宙線起源天体が同定される可能性も大きく高まりました。

 今後は、IceCube実験のアップグレードにより高エネルギーニュートリノ事象の検出数を倍増させるとともに、未だ発見されていない超高エネルギー領域の宇宙ニュートリノの初検出実現のため尽力していきます。

 補助金額は、平成30年度~34年度までの5年間で総額4億1千万円の予定です。

ハドロン宇宙国際研究センターHP: http://www.icehap.chiba-u.jp/
お問合せ:icehap(アットマーク)ml.chiba-u.jp