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第12回千葉大学テニュアトラックセミナーを開催

千葉大学は平成26年3月6日に第12回千葉大学テニュアトラックセミナーを開催した。 今回のセミナーでは,セッション1において研究者倫理教育の一環として科学技術振興機構研究倫理・監査室の松澤孝明参事役より「わが国の研究不正の特徴と国際比較」の特別講演をいただいた。研究者倫理は研究者のみならず,研究に関与する学生や事務職員においても理解しておくべき内容であることから,150名を超える参加者があり,講演後には活発な質疑応答が行われた。
 セッション2では大学院園芸学研究科の石田貴士テニュアトラック助教より「自信が食品安全リスク認知の形成に与える役割」に関する研究発表,続いて大学院薬学研究院の山口憲孝テニュアトラック助教より「高悪性乳がん細胞における転写因子NF-kBの恒常的活性化」に関する研究発表が行われた。
いずれの研究発表も英語により行われ,発表後の質疑応答においても多くの教員や学生からの英語による質問や指摘等に基づくディスカッションが行われた。
 セミナー終了後には「テニュアトラック教員等による意見交換会」が開催され,和やかな雰囲気の中でテニュアトラック教員と理事等による率直な意見交換が行われた。

     
日 時 2014年3月6日(木) 15:00-17:15



場 所 千葉大学 亥鼻キャンパス 
医薬系総合研究棟Ⅱ 薬学部120周年記念講堂
Session 1 松澤孝明 参事役
科学技術振興機構 研究倫理・監査室
“Research misconduct in Japan: its feature and international comparison”
Session 2 石田貴士 大学院園芸学研究科 助教(テニュアトラック)
“Role of confidence in forming food risk perception”

山口憲孝 大学院薬学研究院 助教(テニュアトラック)
“Constitutive activation of the transcription factor NF-kappaB in the malignant breast cancer cells.”