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第3回千葉大学テニュアトラック国際シンポジウムを開催

千葉大学は平成27年2月9日に第3回千葉大学テニュアトラック国際シンポジウムを開催した。
   今回のシンポジウムは,平成20年度より推進してきた千葉大学のテニュアトラックの取り組みを総括するとともに,更なる普及・定着の目的として,テニュアトラック制度に造詣の深い有識者を国内外から招き,テニュアトラック制について改めて考える機会とするもの。
   当日は,コーディネーターを務める関 実副学長の挨拶の後,(独)科学技術振興機構の山本 惠司POより「科学技術イノベーションを担う人材育成事業」,マヒドン大学のワリー リムウィクラント講師より「テニュアトラック制での経験」と題した各講演があり,続いて横浜国立大学の西出 勝正准教授,筑波大学の丹羽 隆介准教授より,それぞれの大学において先進的に構築している独自のテニュアトラック制に関する講演が行われた。
   また,現在千葉大学のテニュアトアラック教員である,融合科学研究科の山田豊和特任准教授より,自身の体験に基づいたテニュアトラック制についての講演が行われた。
   本シンポジウムには,学内外から若手研究者や研究者を志す大学院生等が多数参加し,各セッションの質疑応答において,国内外のテニュアトラック制の詳細に関する多くの質問が寄せられ,活発な意見交換が行われた。

     
日 時 2015年2月9日(月)13:00-17:30
場 所 千葉大学 けやき会館 3階 レセプションホール
招待講演1 山本 惠司 PO主管 (独)科学技術振興機構
“Programs for fostering key players of science, technology and innovation”
招待講演2 Waree Limwikrant 講師 Mahidol University 
“Experience in Tenure Track System”
招待講演3 西出 勝正 准教授 横浜国立大学 国際社会科学研究院
“Tenure Track System in economics”
招待講演4 丹羽 隆介 准教授 筑波大学 生命環境系
“How to enjoy the tenure-track system: My private experience at University of Tsukuba”
招待講演5 山田 豊和 特任准教授 融合科学研究科
“Five years in Chiba University as a tenure-track associate professor”
総評等 『千葉大学テニュアトラック制について』
関 実  千葉大学 副学長
高垣 美智子  千葉大学 環境健康フィールド科学センター長
松浦 彰 千葉大学 大学院融合科学研究科教授