千葉大学サステナビリティレポート2025
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社会的側面によるサステナブルな取り組み編集担当:佐藤朋(教育学部2年)、羽石陽奈来(国際教養学部2年)、古賀貫太(法政経学部3年)、蛭田愛海(法政経学部3年)※ フェアトレード:発展途上国の生産者と先進国の消費者が対等な立場で貿易を行うこと。 生産者の生活向上を目指す。 千葉大学公認サークル「障害者問題研究会おにっこ」は、障がいのある人の余暇活動の充実を目的に活動しています。四街道市にある「手をつなぐ親の会」と連携して、工作やレクリエーションのほか、学生が付き添ってのお出かけなども実施しています。保護者や介護者とは異なる立場で学生が関わることで、交流先の方々にとって新たなコミュニティが生まれ、貴重な体験の機会となっています。また、学生自身にとっても直接の触れ合いを通じて多くの学びや気づきを得る貴重な機会となっています。 手話サークル「ウルトラマンの会」では、手話で日常会話ができるよう単語などを中心に勉強しています。また、地域の聴覚障がい者の方などから手話を学んでいます。毎年、入学式や卒業式などの式典では壇上で通訳を行っています。大学祭では手話コーラスに取り組み、手話に対する理解を深めることを目指して活動しています。 環境 ISO 学生委員会では、千葉市職員やフェアトレード事業者の方々と協力し、地域の皆さんにフェアトレードへの理解を深めていただく活動を進めています。2024 年度は千葉市内で開催される関連イベント7つに出展し、フェアトレードの麻ひもを使ったミサンガ作りなどのワークショップも行い、子どもたちも楽しみながら学べる機会となりました。また、学内関係者にもフェアトレードを身近に感じてもらうため、千葉大学生協の協力を得て、期間限定でフェアトレード商品の販売を実施しました。 外国人の視点を活かし、暮らしやすい千葉県づくりを推進する「チーバくんグローバルパートナーズ」に、人文公共学府博士後期課程のフィトリア・ノリザさんが、2023 年度から3年連続で任命されました。学校や病院、役所などの手続きで困っている外国人の方々の通訳や、インドネシア人コミュニティの相談窓口を作るなどの支援を行いました。障がいのある方との交流を通じた学びと地域連携手話通訳で障がいのある学生をサポートフェアトレード 推進への取り組み本学留学生が「チーバくんグローバルパートナーズ」に任命※手話通訳を行った学生達詳細はこちら任命状を手にするフィトリアさんレクリエーションの様子期間限定販売ポスター千葉大学ではさまざまな学生団体やサークルが、SDGs 達成に貢献する社会的な取り組みを推進しています。26学生活動を通じた社会的な取り組み

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