千葉大学サステナビリティレポート2025
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社会的側面によるサステナブルな取り組みノートテイク会(聴覚障がい者支援)C-vol(ボランティア支援)career port(キャリア支援)チャレンジドサポートみのり(身体障がい者支援)CISG(留学生支援)GCAP(学生コミュニティ支援)学生支援とボランティア活動団体「ふれあいの環」防災イベント「ちばシティサバイバルキャンプ(CCSC)」を開催「第6回いなげボッチャカップ」に千葉大生がスタッフ・選手として参加卒業式の舞台袖防災イベントの様子詳細はこちら12 月に開催したユニフェス参加した子どもたち大会の様子編集担当:蛭田愛海(法政経学部3年) 授業に同席し、講義や周りの音を文字にする情報保障によって、聴覚障がいを持つ学生を支援しています。練習会や入学式・卒業式などでの字幕通訳も行っています。 学生のボランティア活動を支援するための情報発信・ボランティア活動への参加をしています。2024年度は、防災イベントやビーチクリーン、マラソン大会、東日本大震災復興支援イベントなどに参加したほか、「ちばシティサバイバルキャンプ」を開催しました。 千葉大生全員に自己のキャリアを考え、社会で役立つスキルを身につける機会を提供するために、午前中から活動的に過ごす朝活イベント「朝チバ」、正しく努力する習慣と思考を身につける「学チカ会」などを行っています。CCSC リーダー・いなげボッチャカップ参加 身体に障がいを持つ学生の学生生活の支援のため、車椅子使用者の移動や授業参加の支援・学生生活の相談・健常者の障がいの理解促進活動・学内バリアフリーマップの作成などを行っています。 留学生と日本人学生との交流会、入寮サポート、母国の文化を紹介する「Universal Festival」、大学祭での留学生屋台の運営支援、季節行事や映画鑑賞会などを企画・実施しています。 高校までと違う環境に不安を感じている学生のために、4月に「新入生サポート会」を行うなど、学部・学年を超えたつながりの場を作り、交流することのできる環境を提供しています。 ふれあいの環は活動趣旨の違う6つの団体で構成され、学生による学生支援活動(ピアサポート)やボランティア活動を行っています。 ちばシティサバイバルキャンプ(CCSC)は、地域の子どもたちが災害時の正しい知識や役に立つ技能を楽しく学び、防災に対してより関心を持つことを目的に、2015年度から開催されています。2024 年度は 10 月に千葉市、NPO 法人千葉県キャンプ協会、本学ボランティア団体 C-vol の共催で、約 50 名の子どもたちが防災ゲームやロープワーク、防災クラフトを体験しました。2025 年2月 16 日、稲毛区主催の「第6回いなげボッチャカップ」が開催され、本学ボランティア団体 C-vol に所属する学生と普遍教育科目「ソーシャルラーニング I」の受講学生が、スタッフ・選手として参加しました。コート設営や審判といった大会運営を通して、パラスポーツに対する興味と関心を深めることにつながりました。また、ボッチャが障がいの有無や老若男女問わず楽しめるスポーツであることを再認識する機会となりました。菊地 美如さん(教育学部3年)CCSC では、子どもたちが楽しんで防災を学べるようプログラムを工夫しました。ロープワークや防災クラフトでの笑顔や歓声がとても嬉しかったです。千葉市と共催したことで、避難所の段ボールベッドや簡易トイレなどを体験できたのも良い機会でした。ボッチャ大会では競技の経験がなくても、同好会の皆さんの丁寧な説明のおかげで安心して運営に関わることができました。また、大会を通して地域の方と交流でき、誰もが簡単にプレイできるボッチャは人と人をつなぐ素晴らしい競技であると実感しました。27

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