パートナーシップによるサステナブルな取り組み29Let's Study SDGs古着市まちのほんだな企画こどもエコまつりダイバーシティ企画金融教育と交流会学生の発想で SDGs 企画を実施「千葉大学 × 京葉銀行 eco プロジェクト」イオンモール株式会社と「地域の健康を支える場づくり 共同研究部門」を設置レクチャーの様子公民館で開催した様子本棚の様子詳細はこちらイベントチラシ学内向け講習会詳細はこちら大学や学生が、さまざまな企業や団体とパートナーシップを組んで、サステナビリティへの取り組みを行っています。 子どもたちの SDGs に関する知識と行動への意識向上を目的に、千葉市・船橋市の 15 か所のアフタースクール等を訪問し、約 300 名の児童にレクチャーと工作ワークショップを実施しました。資源を有効活用する体験として、古着を使ったバッグやペットボトルキャップを使ったマグネット作成を行いました。 京葉銀行の行員や学生・教職員から集めた古着を、地域住民に 0 円〜100 円で販売し、収益を SDGs に取り組む団体に寄付する企画です。2024 年度は5回開催し、700 人以上が来場、336 着をリユースすることができました。 本の物々交換によるリユースと間接的な人の交流促進を目的に、京葉銀行千葉みなと本部内に「まちのほんだな」を期間限定で設置しました。編集担当:古賀貫太(法政経学部3年) 子どもたちにゲームや工作を通じて環境について考える機会を提供する体験イベントで、2024 年度は「こどもの国キッズダム」や「そごう千葉店」などとも連携し、3回実施し、親子連れなど合計で約 1,300 名が参加しました。 京葉銀行の行員や学生・教職員に、ダイバーシティに関する研修を行う企画です。2024 年度は発達障がいへの理解を深めることを目的に、学内向けと行員向けの研修を合わせて4回行いました。 学生と行員の交流と、学生の金融教育を目的に交流会を実施しました。金融講座「投資と SDGs 視点の起業を考えよう」では、基本的な投資の考え方を学ぶだけでなく、サステナビリティの視点を取り入れたビジネスモデルの構築や、環境・地域社会に貢献する企業の在り方を考える機会となりました。 環境 ISO 学生委員会は、地域への環境負荷削減と環境や SDGs の意識向上に貢献するという目的のもと、2017 年度に株式会社京葉銀行と協同プロジェクトを立ち上げました。2024 年度は約 60 名のプロジェクトメンバーがさまざまな企画を立案し、7企画に取り組みました。その一部を紹介します。 千葉大学は、2024 年 10 月1日、イオンモール株式会社とともに、持続可能な地域づくりに向けて、「地域の健康を支える場づくり 共同研究部門」を設置しました。本研究部門では、地域住民の健康と健康行動に寄与する商業施設や場の特徴を明らかにし、その特徴を踏まえた取り組みの実施と評価を行います。共同研究を通して、健康なまちづくりや公衆衛生に関する学術的な知見を商業施設の事業に活かすことで、全ての世代の方々が自然に健康になれる環境づくりを目指します。また、本研究で得られた成果を地域・産業界へつなげ、企業等の研究・開発パートナーとして、我が国の持続可能な社会づくりに貢献します。企業や団体とのパートナーシップによる取り組み
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