千葉大学サステナビリティレポート2025
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パートナーシップによるサステナブルな取り組み※30※インクルーシブウェア:障がいの有無や体型の違い、性別などに関係なく、誰もが便利に使える「インクルーシブデザイン」の考え方を取り入れた服 海洋ごみ問題に着目してビーチクリーン活動に取り組み、その経験をもとに紙芝居とワークショップを作成し、Chiba Winter Fes で 160人の子どもたちに楽しんでもらいました。 ファッションにおける人権問題について学びを深めた上で、企業3社に実際の取り組みについて取材し、結果をまとめたパネルを展示しました。 千葉大学 IMO スタートアップ・ラボは、2025 年2月 28 日、研究者や学生の起業家精神醸成、研究成果・技術シーズの事業化による千葉大学発スタートアップの創出促進を目的に、千葉銀行の支援を受けて「千葉大学スタートアップ支援事業 Demo Day supported by ちばぎん」を開催しました。当日は、2024 年度に実施した2つのスタートアップ創出支援プログラム「学生スタートアップ支援事業」と「千葉大学GAP ファンドプログラム なのはなコンペ 2024」の採択者が各々の成果を発表しました。 環境 ISO 学生委員会は、2022 年度より株式会社 ZOZO と、「ファッションとサステナビリティ」をテーマに協同プロジェクトを実施しています。2024 年度は約 20 名の学生が4グループに分かれ、それぞれのテーマで企画した成果を、「Chiba Winter Fes 2025」(詳細 p.31)で披露しました。 環境 ISO 学生委員会では、株式会社ブレーンセンターと連携し、環境・社会課題の解決に取り組む企業や人を紹介する Web メディア「Perspectives」の記事制作に協力しています。学生がインタビューに同席し、質問や編集後記の執筆を行うことで、企業活動や社会課題に対する理解を深めます。2024 年度は2件の取材に3名の学生が参加し、多様な産業や企業の取組みを直接学ぶ機会となりました。今後も、学生がビジネスパーソンとの対話を通じて視野を広げ、将来のキャリア形成や社会課題解決への関心を高める取り組みとして継続していきます。 環境 ISO 学生委員会は、千葉市地球温暖化対策地域協議会の次世代分科会の一員として、地球温暖化問題に対しての効果的なアクションを検討・実施しています。2024 年度は、小中学生向けの環境啓発教材として 2023 年度に制作した環境啓発動画「黒湖たからが行く!温暖化対策最前線」のショートバージョンを作成し、千葉市地球温暖化対策地域協議会事務局のYouTube チャンネルに公開しました。環境ダイバーシティ 障がいを理由にファッションを楽しめない人がいる現状や、インクルーシブウェア の認知度を高めることを目的に、教育学部附属特別支援学校の教員の方に取材し、その内容を発信しました。人権地域 廃棄物の再利用方法を地域の方に知っていただくことを目的に、「おうちで使えるおしゃれグッズづくりワークショップ」を行い、ペットボトルと LED ライトを用いたランタン工作や的あてゲームを実施しました。「2024 年度千葉大学スタートアップ支援事業 Demo Day supported by ちばぎん」を開催「ファッションとサステナビリティ」をテーマに ZOZO との協同プロジェクト企業の社会課題への取り組みを学生が取材千葉市と連携して環境啓発動画を制作・公開ウエア実物も展示紙芝居上演詳細はこちら詳細はこちら参加者の集合写真© ナレッジキャピタル編集担当:川上竣太郎(法政経学部3年)詳細はこちらパネル展示ランタン初回の記事

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