パートナーシップによるサステナブルな取り組み31 環境 ISO 学生委員会は、環境・SDGs への関心を地域に広げることを目的に、2017 年度から「Chiba Winter Fes」を主催しています。2025 年2月 16 日に開催し、株式会社オオクシをはじめ多くの企業の協賛・協力のもと、過去最多の約 2,200 名が来場しました。大ホールではエコマジックショーや学生サークルによるパフォーマンスを行い、学生企画の子ども向けワークショップブースのほか、企業ブースではヘアアレンジ教室や電動モビリティの試乗会、給電車両の実演、モノレールの運転シミュレーター体験、リサイクル素材を使った小物づくり、さらには大学周辺の飲食店やキッチンカーの出店、フリーマーケットの開催など、子どもから大人まで楽しみながら学べるプログラムを展開しました。子どもたちからも「環境に関する体験などもできて学びが深まった」という声が多数聞かれました。 環境 ISO 学生委員会は、環境・SDGs・社会課題等について学生が一緒に学び・交流し・考えることで、自分たちの未来について考え・行動する契機になることを目的に、「未来を語ろう!夏の学生会議〜ポスト SDGs 時代を考える〜」を、8月 28 日に開催しました。地域の高校生 11 人を含む 46 人が参加し、基調講演や分科会を行い、ポスト SDGs を見据えて解決したい社会問題について活発に意見を交換しました。 環境 ISO 学生委員会は、国内最大級の環境イベント「エコプロ 2024」や、千葉県最大の環境活動見本市「エコメッセ 2024 in ちば」をはじめ、「大学のあるまちの夏まつり」、「第 27 回ふなばし環境フェア」、「第 31 回稲毛区民まつり」、「2024 年度防火・防災フェスティバル」(千葉県主催)、「松戸まつりイン 2024」、「第 51 回松戸市こども祭り」など、地域住民向けのさまざまなイベントに参加しました。会場では、パネル展示による学生委員会の活動紹介や、子ども向けのワークショップを通じて、地域の方々に楽しみながら環境意識を高めてもらう機会を提供しています。 環境 ISO 学生委員会は、学生主体の EMS や SDGs の取り組みを国内外へ発信し、持続可能な社会の実現に貢献しています。2024 年度は、6月3日に中国・同済大学で開催された「ASCN(Asian Sustainable Campus Network)」年次大会で2名の学生が活動を発表したほか、7月6日に公立鳥取環境大学で開かれた「第 18 回環境マネジメント全国学生大会」へ3名が参加し、11 月 15 日には京都大学で行われた「サステイナブルキャンパス推進協議会」年次大会で2名が分科会発表を行いました。また、地域に向けても、広報紙「いそちゃんだより」を発行し、自治会の回覧板を通じて学生活動や身近なエコ活動を紹介するなど、地域とのつながりを深めています。地域とつながる環境啓発イベント「Chiba Winter Fes 2025」開催SDGs や社会課題について語りあう「未来を語ろう!夏の学生会議」開催地域イベントを通じた環境啓発活動国内外での発信・交流によるネットワークの拡大参加者の集合写真プレゼンする学生の様子編集担当:蛭田愛海(法政経学部3年)、横谷和希(法政経学部3年)詳細はこちらポスター松戸まつりイベントリーダーの声横谷和希さん・蛭田愛海さん(法政経学部3年)、前橋美佑さん(国際教養学部3年) 半年前から準備を進め、多くの地域の方や企業の方々のご協力をいただき、過去最多の来場者数を記録し、感無量でした。環境や SDGs について楽しく学んでいただけたことをとても嬉しく思います。
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