研究者・スタッフ
Staff

石田 憲

石田 憲Ken Ishida

職位 教授
専攻分野 国際政治

研究業績

著書(単著)

2014年 単著 「丸山眞男―イタリアとの比較に見るラディカル・デモクラット像」趙景達ほか編『さまざまな戦後 日本敗戦~1950年代(講座 東アジアの知識人 第5巻)』有志舎88-105頁
2013年 単著 『日独伊三国同盟の起源―イタリア・日本から見た枢軸外交』講談社(選書メチエ)
2011年 単著 『ファシストの戦争――世界史的文脈で読むエチオピア戦争』千倉書房
2011年 単著 「イタリアのアフリカにおける植民地との比較から」国立歴史民俗博物館編『「韓国併合」100年を問う 2010年国際シンポジウム』岩波書店253-262頁
2009年 単著 『敗戦から憲法へ―日独伊 憲法制定の比較政治史』岩波書店
2009年 単著 「日伊両国における戦争犯罪―3つの歴史的比較の視座」記録集編集委員会編『南京事件70周年―国際シンポジウムの記録』日本評論社200-211頁
2008年 単著 第3章「同床異夢の枢軸形成―1937年のイタリアを中心に」工藤章=田嶋信雄編『日独関係史1890-1945 Ⅱ 枢軸形成の多元的力学』東京大学出版会89-143頁
2007年 編著 『膨張する帝国 拡散する帝国―第二次世界大戦に向かう日英とアジア』東京大学出版会(「はじめに」i-iv頁,第3章「帝国と介入―ヨーロッパとアジアにおけるイギリスの国際金融政策」81-117頁,「おわりに」255-257頁)
2003年 単著 第4章「丸山眞男とレンツォ・デ・フェリーチェ―二つのファシズム論」小林正弥編『丸山眞男論―主体的作為,ファシズム,市民社会』東京大学出版会145-175頁

欧文

2010年 単著 "Il problema dei crimini di guerra in Giappone e in Italia. Tre punti di vista comparati."(伊文)A cura di Giovanni Contini, Filippo Focardi e Marta Petricioli. Memoria e rimozione: I crimini di guerra del Giappone e dell'Italia. Roma: Viella, 2010, pp. 19-31.
2009年 単著 "The German-Japanese-Italian Axis as Seen from Fascist Italy."(英文)Ed. by Kudo Akira, Tajima Nobuo and Erich Pauer, Japan and Germany: Two Latecomers to the World Stage, 1890-1945. Vol. II: The Pluralistic Dynamic of the Formation of the Axis. Folkestone: Global Oriental Ltd, 2009, pp. 262-301.

論文

2016年 単著 「思想の言葉」,「帝国をめぐる「文化外交」―伊英関係におけるマルタ言語問題」思想2016年7月号2-5,60-76頁
2015年 単著 「民主共和国への孤独な伴走者―ウンベルト・テッラチーニと憲法の系譜」千葉大学法学論集30巻1=2号115-157頁PDF
2014年 単著 「憲法を作った人びと―高野岩三郎を中心として」千葉大学法学論集29巻1=2号85-123頁PDF
2010年 単著 「文学から見た戦争―エチオピア戦争と日中戦争をめぐって」"War Seen from Literature: Regarding the Ethiopian War and the Japanese Wholesale Invasion of China"千葉大学法学論集25巻1号49-95頁
2007年 単著 「イタリア版劇場政治――ベルルスコーニ前首相の対外「失言」録に見るメディア・ポピュリズム」"Theatrical Politics alla Italiano: Media Populism and Berlusconi's Slips of the Tongue on Foreign Policy"法学雑誌(大阪市立大学)54巻2号773-798頁
2004年 単著 「敗戦と憲法―日独伊三国における憲法制定の比較(2)」千葉大学法学論集19巻3号127-186頁
2004年 単著 「敗戦と憲法―日独伊三国における憲法制定の比較(1)」千葉大学法学論集19巻2号1-54頁
2003年 単著 「日伊外務省と反共主義的国際観―三国同盟の起源をめぐって」千葉大学法学論集18巻1号145-193頁
2003年 単著 「イタリアにおける戦争の記憶」(研究ノート)千葉大学法学論集17巻4号117-136頁

欧文

2016年 単著 "Studio politico comparativo sulla Seconda Guerra Mondiale fra Giappone e Italia." Atti della Settimana della lingua italiana nel mondo 2016, pp. 35-43.
(関連サイトhttp://www.iictokyo.com/ryugaku/settimana/2016.html
2008年 単著 "Crimini di guerra in Giappone e in Italia: Un approccio comparato."(英文原稿より伊語訳)Tra. da Marta Petricioli e Paola Redaelli, Italia contemporanea, numero 251 ,pp. 251-260.
2002年 単著 "Racism Compared: Fascist Italy and Ultranationalist Japan."(英文)Journal of Modern Italian Studies, vol. 7, no. 3, pp. 380-391.
2001年 単著 "Due interpretazioni del fascismo in Italia e Giappone: Renzo De Felice e Masao Maruyama."(伊文)Italia contemporanea, numero 223 , pp. 325-331.

担当科目

2018年度授業

学部

開講所属名科目名開講期間曜日授業概要
法政経学部 基礎ゼミナール 1-2ターム 月曜2限 第二次世界大戦をめぐる歴史の認識について考察していく。
国際政治I 1-2ターム 月曜4限 冷戦構造の崩壊、9・11テロの後、新たな国際秩序をめぐる議論が続いているが、私たちはなお国際情勢の認識方法自体を模索している。この講義では、主として歴史的な観点から、国際政治における主要な概念を分析しながら、現代の世界を考えていく。
国際政治II 4-5ターム 月曜4限 国際政治Iの考察をふまえた上で、現在の国際紛争がなぜ起こるのか、これに対して外交がどの様な役割を有してきたのか、を論じていく。講義では、紛争解決の可能性について、現在と過去の対話を繰り返しながら模索していく。
政治政策演習(国際政治演習I) 1-2ターム 月曜5限 国際政治における経済のグローバル化を考察していく。
政治政策演習(国際政治演習II) 4-5ターム 月曜5限 国際政治における経済のグローバル化を考察していく。
政治政策演習(国際政治演習III) 1-2ターム 月曜6限 国際政治における経済のグローバル化を考察していく
政治政策演習(国際政治演習IV) 4-5ターム 月曜6限 国際政治における経済のグローバル化を考察していく。

大学院

開講所属名科目名開講期間曜日授業概要
人文公共学府
公共社会科学専攻
国際政治 1-2ターム 月曜5限 国際政治における経済のグローバル化を考察していく。
国際政治演習 4-5ターム 月曜5限 国際政治における経済のグローバル化を考察していく。