○千葉大学普遍教育等履修細則
(平成16年4月1日)
改正
平成17年4月1日
平成18年4月1日
平成19年4月1日
平成27年10月1日
平成29年4月1日
令和2年4月1日
(趣旨)
第1条　この細則は，千葉大学学則(以下「学則」という。)第37条，第70条第3項及び第71条第2項の規定に基づき，全学で運営する普遍教育科目及び専門基礎科目(学部が開放する科目及び千葉大学短期留学国際プログラムに係る科目を含む。)並びに日本語科目及び日本事情科目(以下「普遍教育科目等」という。)の授業科目，単位数及び履修手続きに関し必要な事項を定める。
(授業科目及び単位数)
第2条　普遍教育科目の授業科目及び単位数は，千葉大学普遍教育科目・共通専門基礎科目履修案内(以下「履修案内」という。)に示すとおりとする。
2　専門基礎科目の授業科目及び単位数は，履修案内に示すとおりとする。ただし，学部の定めるところにより，教養展開科目として取り扱うことができる。
3　日本語科目及び日本事情科目の授業科目及び単位数は，履修案内に示すとおりとする。
4　資格取得用科目の授業科目及び単位数は，履修案内に示すとおりとし，資格取得用科目は，教養展開科目として取り扱う。
5　履修案内に掲げる他の大学等の授業科目を履修したときは，英語科目，初修外国語科目又は教養展開科目を履修したものとみなす。
6　学部が開放する科目及び千葉大学短期留学国際プログラムの授業科目の取扱いは，学部の定めるところによる。
(履修手続)
第3条　学生は，履修しようとする授業科目を，所定の期日までに授業担当教員の承諾を得て，所属学部長に届け出なければならない。
2　前項の届出をしない者は，単位の認定を受けることができない。
(単位の基準等)
第4条　授業科目の区分ごとの1単位当たりの授業時間は，原則として次のとおりとする。
授業科目の区分1単位当たりの授業時間
英語科目30時間
初修外国語科目30時間
国際科目講義・演習　15時間
　実験・実習　30時間
スポーツ・健康科目講義　15時間
　実技　30時間
地域科目講義・演習　15時間
　実験・実習　30時間
教養コア科目15時間
教養展開科目講義・演習　15時間
実験・実習　30時間
数理・データサイエンス科目15時間
共通専門基礎科目講義・演習　15時間
実験・実習　30時間
(卒業に必要な単位数)
第5条　普遍教育科目等の卒業に必要な単位数は，各学部の定めるところによる。
(外国人留学生の履修の特例)
第6条　外国人留学生が，余剰の日本語科目の単位及び余剰の日本事情科目の単位を修得したときは，教養展開科目の単位に，それぞれ各学部の定めるところにより充てることができる。
(考査及び成績)
第7条　考査は，試験，論文，報告書及び平素の学習状況等により授業担当教員が行う。
2　考査の成績は，秀(90点以上)，優(89～80点)，良(79～70点)，可(69～60点)及び不可(59点以下)の評語をもって表し，秀，優，良及び可を合格とし，不可を不合格とする。ただし，段階評価に適さない授業科目に係る考査の成績は，本文に規定する評語によらず，合格又は不合格とすることができる。
(試験)
第8条　試験は，原則として学期の終わりに行う。ただし，授業科目によっては，随時行うことができる。
2　不合格となった科目の再試験は，原則として行わない。
3　病気その他やむを得ない事情のため試験を受けられなかった場合で，授業担当教員が正当と認めたときは，追試験を受けることができる。
(単位認定)
第9条　単位認定は，各学部が行う。
(入学前の既修得単位の認定)
第10条　入学を許可された者に係る普遍教育科目等に関する入学前の既修得単位の認定は，各学部が行う。
(技能審査等の合格又は成果に係る学修)
第11条　学則第42条第1項及び第43条第2項の規定に基づき，文部科学大臣が定める学修として履修案内に示す技能審査等の合格又は成果に係る学修を，本学における授業科目の履修とみなし，単位を与えることができる。
2　前項の定めに基づく単位の付与に関し必要な事項は，別に定める。
(雑則)
第12条　この細則に定めるもののほか，普遍教育科目等の履修に関し必要な事項は，別に定める。
附　則
1　この細則は，平成16年4月1日から施行する。
2　平成16年3月31日に在学する者(以下「在学者」という。)及び平成16年4月1日以後に在学者の属する年次に編入学，転入学又は再入学する者に係る考査及び成績については，当該在学者の入学年度における国立大学法人法(平成15年法律第112号)附則別表第1の上欄に掲げる千葉大学において定められた千葉大学普遍教育等履修細則の例による。