○千葉大学薬学部規程
(平成16年4月1日)
改正
平成18年4月1日
平成19年4月1日
平成20年4月1日
平成24年4月1日
平成25年4月1日
平成27年4月1日
平成27年10月1日
平成28年4月1日
平成29年4月1日
平成30年4月1日
平成31年4月1日
令和2年4月1日
令和3年4月1日
令和6年4月1日
(総則)
第1条　千葉大学薬学部(以下「本学部」という。)に関する事項は，千葉大学学則(以下「学則」という。)に定めるもののほか，この規程の定めるところによる。
(目的)
第1条の2　本学部は，薬学及び関連する分野の学識と実践的能力(知識・技能・態度)を深化させ，高い研究マインドを持った薬学職業人としての活動を行うために必要な専門的知識，研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うとともに，全人的視野に立つ倫理感を有する医療従事者及び薬学専門家を育成することを目的とする。
(組織)
第2条　本学部に，次の学科を置く。
薬学科
薬科学科
2　薬学科は，薬剤師の資格と研究能力をいかし，チーム医療の中で職能を発揮する指導的薬剤師や薬学の教育・研究，薬事・医療行政，医薬品の開発等を担う人材の育成を目的とする。
3　薬科学科は，薬学の高度な専門知識と研究能力の育成を通じて，企業の研究・開発職や公的研究機関，官公庁，大学等の第一線でグローバルに活躍する人材の育成を目的とする。
4　薬学科の修業年限は6年とし，薬科学科の修業年限は4年とする。
5　所属学科を決定していない学生の薬学科及び薬科学科への進学振分けは，3年次進級時に行う。
(教育課程)
第3条　本学部の教育課程は，普遍教育科目及び専門教育科目の授業科目により編成する。
(授業科目及び履修方法)
第4条　全学で運営する普遍教育科目及び専門基礎科目(他の学部が開放する科目を含む。)の授業科目，単位数及び履修方法は，千葉大学普遍教育等履修細則の定めるもののほか，この規程の定めるところによる。
2　専門教育科目の授業科目，単位数及び履修方法は，千葉大学薬学部履修案内の定めるところによる。
3　前項に規定する千葉大学薬学部履修案内は，各年度ごとに作成し，原則として，当該年度に入学する者に適用するものとする。
(履修手続)
第5条　学生は，履修しようとする授業科目を，所定の期日までに学部長に届け出なければならない。
(単位の計算方法)
第6条　本学部が開設する専門教育科目の授業科目の単位数は，原則として次の基準により計算するものとする。
一　講義及び演習は，15時間の授業をもって1単位とする。
二　実験及び実習は，45時間の授業をもって1単位とする。
三　授業を前2号の方法の併用により行う場合はその割合に応じた時間数をもって1単位とし，その時間数は別に定める。
(入学前の既修得単位等の認定)
第7条　入学前の既修得単位等の認定に関し必要な事項は，別に定める。
(卒業単位数)
第8条　卒業に必要な単位数は，次のとおりとする。
学科名普遍教育科目専門教育科目卒業単位数
国際発展科目群地域発展科目群学術発展科目群小計専門基礎科目専門科目小計
英語科目初修外国語科目国際科目スポーツ・健康科目地域科目教養コア科目教養展開科目数理・ﾃﾞｰﾀｻｲｴﾝｽ科目必修授業科目選択授業科目
薬学科6～100～420～1245～9326121445161187
8～122～312～16
薬科学科6～100～420～1245～9326126823103129
8～122～312～16
2　前項の規定にかかわらず，外国人留学生の卒業に必要な単位数は，次のとおりとする。
学科名普遍教育科目専門教育科目卒業単位数
国際発展科目群地域発展科目群学術発展科目群小計専門基礎科目専門科目小計
英語科目日本語科目初修外国語科目国際科目スポーツ・健康科目地域科目教養コア科目教養展開科目数理・ﾃﾞｰﾀｻｲｴﾝｽ科目必修授業科目選択授業科目
薬学科6～100～40～420～1245～9326121445161187
8～122～312～16
薬科学科6～100～40～420～1245～9326126823103129
8～122～312～16
備考　英語を母国語とする者は，英語科目6単位として，英語以外の外国語（日本語科目及び初修外国語科目）を必修とする。この場合において，上記区分の日本語科目と初修外国語科目の上限にはとらわれない。
(進級基準)
第9条　2年次終了時及び3年次終了時(薬学科にあっては，4年次終了時を含む。)において履修案内で定められている科目の単位を修得していない者は，原則として次の年次に進級することができない。
(考査)
第10条　授業科目を履修した学生に対しては，考査を行い，合格者に対して単位を与える。
2　考査は，試験，論文，報告書等により行う。
(試験)
第11条　試験は，原則として学期の終わりに行う。
(成績評価)
第12条　考査の成績評価は，秀(90点以上)，優(80点～89点)，良(70点～79点)，可(60点～69点)及び不可(59点以下)の評語をもって表し，秀，優，良，可を合格とし，不可を不合格とする。ただし，段階評価に適さない授業科目にかかる考査の成績は，本文に規定する評語によらず，合格又は不合格とすることができる。
(卒業論文)
第13条　卒業論文は，次の科目を履修することにより作成する。
薬学科　特別実習I，特別実習II及び特別実習III
薬科学科　薬科学基礎実習及び特別実習
(転学，転部及び転科)
第14条　本学部の学生で転学，転部又は転科を志望する者は，学部長を経て学長に願い出て，その許可を受けなければならない。
(卒業の認定)
第15条　本学部に次のとおり在学し，所定の単位を修得した者には，卒業の認定を行う。
薬学科　6年以上
薬科学科　4年以上
(学位の授与)
第16条　本学部の卒業者には，次の学位を授与する。
薬学科　学士(薬学)
薬科学科　学士(薬科学)
(雑則)
第17条　この規程に定めるもののほか，本学部の教育課程に関し必要な事項は，別に定める。
附　則
1　この規程は，平成16年4月1日から施行する。
2　平成16年3月31日に在学する者(以下「在学者」という。)及び平成16年4月1日以後に在学者の属する年次に編入学，転入学及び再入学する者に係る授業科目の履修方法及び成績評価については，当該在学者の入学年度における国立大学法人法(平成15年法律第112号)附則別表第1の上欄に掲げる千葉大学において定められた千葉大学薬学部規程の例による。