○国立大学法人千葉大学職員の定年前短時間再雇用に関する規程
(令和5年4月1日)
改正
令和6年4月1日
令和7年4月1日
(趣旨)
第1条　この規程は，国立大学法人千葉大学就業規則(以下「就業規則」という。)第15条の4の規定に基づき，職員の定年前短時間再雇用に関し必要な事項を定める。
(定年前短時間再雇用の要件)
第2条　定年前短時間再雇用は，次の各号の一に該当する場合に行う。
一　60歳に達した日以後の最初の4月1日以後，就業規則第15条に定める年齢に達する日以前に退職となった職員(以下「60歳以上退職者」という。)で，定年前短時間再雇用を希望する者が，就業規則第13条(第1号を除く。)又は第16条第1項若しくは第2項のいずれの事由にも該当しないとき。
二　国立大学法人千葉大学(以下「本学」という。)の職員から他の国立大学法人等の課長級職員に登用された60歳以上退職者(平成16年3月31日以前に，千葉大学の職員から他の国立学校等の課長級職員に登用された者を含み，大学教員を除く。)で，他の国立大学法人等を退職し，本学に定年前短時間再雇用を希望する者が，退職時の当該国立大学法人等の就業規則に定める退職(自己都合を除く。)又は解雇のいずれの事由にも該当しないとき。
(契約期間)
第3条　定年前短時間再雇用職員の契約期間は，4月1日から翌年3月31日までの1年を超えない範囲内で定める。
(更新)
第4条　前条の契約期間(本条の規定により更新された契約期間を含む。)は，1年を超えない範囲内で更新することができる。
2　前項の契約期間の更新は，更新直前の契約期間において就業規則第16条第1項又は第2項のいずれの事由に該当しない場合は，行うことができる。
(定年前短時間再雇用の上限年齢)
第5条　定年前短時間再雇用の上限年齢は，就業規則第15条に定める年齢とし，第3条及び前条の規定による契約期間は，当該年齢に達する日以後の最初の3月31日以前でなければならない。
(勤務時間)
第6条　定年前短時間再雇用職員の勤務時間は，週30時間以下とする。
(休暇)
第7条　定年前短時間再雇用職員の休暇については，就業規則を準用する。ただし，1週間当たりの勤務日数が5日未満の定年前短時間再雇用職員の休暇については，国立大学法人千葉大学特定雇用職員就業規則を準用する。
2　前項の場合において，退職に引き続き定年前短時間再雇用職員となった者の当該年の年次休暇は，当該退職時においてその者が有していた年次休暇の日数及び時間数とする。
(給与の決定)
第8条　定年前短時間再雇用職員の給与は時間給とし，その額は，定年前短時間再雇用時の職種，俸給表区分に応じ，別表に定める額とする。
2　定年前短時間再雇用職員の時間給の額は，契約期間の途中において改定しない。
(諸手当)
第9条　定年前短時間再雇用職員には，通勤手当，単身赴任手当，特殊勤務手当，超過勤務手当，休日勤務手当，夜勤手当，幼稚園教諭調整手当，医療従事職員調整手当及び在宅勤務手当を支給する。
2　前項の手当の支給は，国立大学法人千葉大学職員給与規程及び国立大学法人千葉大学非常勤職員就業規則(以下「非常勤職員就業規則」という。)の定めるところによる。
(退職手当)
第10条　定年前短時間再雇用職員には，退職手当は支給しない。
(非常勤職員就業規則の準用)
第11条　定年前短時間再雇用職員の就業に関してこの規程に定めのない事項については，非常勤職員就業規則の定めるところによる。
附　則
1　この規程は，令和5年4月1日から施行する。
2　第2条中「第15条」とあるのは，令和13年3月31日までの間「令和5年附則第2項又は第3項」と読み替える。
3　第5条中「第15条」とあるのは，令和13年3月31日までの間「令和5年附則第2項又は第3項」と読み替える。
4　第6条，第8条及び第9条の規定にかかわらず，次表に掲げる俸給表区分のうち医療職俸給表(一)又は医療職俸給表(二)の適用を受ける者にあっては，令和9年3月31日までの間，国立大学法人千葉大学職員の暫定再雇用に関する規程第6条，第8条及び第9条の規定を準用する。
別表(第8条関係)
定年前再雇用時の職種俸給表区分時間給相当俸給月額相当調整基本額
事務・技術・図書系一般職俸給表(一)1,523円227,373円8,500円
事務系(専門職員相当)1,741円260,000円9,600円
事務系(専門員相当)1,873円279,700円10,200円
技能・労務系一般職俸給表(二)1,433円214,028円7,400円
教諭系教育職俸給表(二)1,993円297,557円11,100円
教育職俸給表(三)1,980円295,559円―
教諭系(主幹教諭相当)教育職俸給表(二)2,147円320,528円11,500円
教育職俸給表(三)2,114円315,536円―
教諭系(副校(園)長相当)教育職俸給表(二)2,306円344,300円―
教育職俸給表(三)2,261円337,500円―
医療系医療職俸給表(一)1,796円268,117円8,000円
看護系(准看護師)
　　　　 (看護師)　 		医療職俸給表(二)1,665円248,604円8,100円
1,895円282,978円9,400円