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戦後日本デザインの流れが一望できる、千葉大学出身者によるデザイン展開催

人々と共に歩み続けるデザインの歴史

平成18年3月22日  千葉大学工学部デザイン工学科(意匠系)

4月1日から5月28日まで、千葉市美術館の主催で、千葉大学出身者(工学部工業意匠学科:現デザイン工学科)の手になるデザインを一同に集めた展覧会が「戦後日本デザインの軌跡1953-2005──千葉からの挑戦」と題して開催されます。

同学科は、全国的にユニークな学科で、前身校(東京高等工芸学校)創立から数えて、85年の伝統と歴史を持っています。同学科卒業生は、戦後の経済復興期から高度成長期にかけて、自動車や家電、インテリア、広告など幅広い分野に優れたデザイナーを送り出してきました。戦後日本の産業発展に、デザインをもって、これほど大きく寄与したのは、我が国では同学科をおいてありません。

本展覧会は、例えばソニーのウォークマンから最近ではトヨタのプリウスなどまで、人々に広く知られ親しまれたデザインの数々が展示されます。これらデザインから戦後デザインの流れが一望でき、人々の暮らしにいかにデザインがつながっており、身近なものになっているかが分かるようになっています。

こうした展示は、一学科、一大学を越えて、公共性が高く意義あるものと千葉市美術館が認め、開催の運びとなりました。

本件問い合わせ先

千葉大学工学部デザイン工学科(意匠系)
Tel.043-290-3105
Fax.043-290-3097
E-mail:miyazaki@faculty.chiba-u.jp (@は半角でご入力ください)