千葉大学（学長：古在豊樹）は、第2回「千葉大学観光人材育成講座」の全課程を終了し、3月14日（水）西千葉キャンパスのけやき会館において、修了式を行いました。

本講座では、既成の観光概念にとらわれず「新しい観光のあり方を考える」ことを目的として、観光計画、アート、自然環境、伝統文化などのさまざまな視点から、多面的・総合的な講義を提供しました。半年間に及ぶ講座の最終回には締め括りとして、事例検討会を行い、4名の受講生がそれぞれの立場から「観光」について発表し、これまでの講義を踏まえて、講師陣・受講生が意見を交わしました。一見観光とは無関係とも思える講義に、当初は戸惑う受講生もいたようですが、「これからの観光を考える」をテーマとして作成されたレポートでは、各自がさまざまな切り口から観光を論じ、「観光に関する視野が広がった」との感想が多く見られました。