ハドロン宇宙国際研究センターのプロジェクトが、文部科学省「学術研究の大型プロジェクトの推進に関する基本構想(ロードマップ2023)」に掲載

2023年12月27日

研究・産学連携

大学からのお知らせ

千葉大学ハドロン宇宙国際研究センターの吉田滋教授と石原安野教授を代表とする研究グループのプロジェクトが、文部科学省「学術研究の大型プロジェクトの推進に関する基本構想(ロードマップ2023)」に掲載されました(47計画が申請し12計画が掲載)。

ロードマップは、関連施策を推進する上で十分考慮すべき資料として、大型プロジェクトの優先度を明らかにするものです。国においては、ロードマップが示す大型プロジェクトの優先度等を踏まえ、ロードマップに位置づけられた計画について「大規模学術フロンティア促進事業」によって戦略的・計画的な推進が図られてきました。

同グループは、南極点で宇宙から飛来する高エネルギーニュートリノを観測する国際共同研究プロジェクト「IceCube (アイスキューブ)」に2002年から参加しており、IceCube-Gen2国際ニュートリノ天文台による高エネルギー宇宙ニュートリノ高統計観測を実現し、ニュートリノ観測と、電波からガンマ線まで分布する電磁波及び重力波観測の統合観測によるマルチメッセンジャー天文学研究を推進、観測を融合し学際的研究を発展させることを目指します。

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【文部科学省】「学術研究の大型プロジェクトの推進に関する基本構想(ロードマップ2023)」
URL:https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/toushin/1423056_00026.htm