免疫発生学の研究成果を文部科学省で記者発表しました

2025年10月30日

研究・産学連携

 令和7年10月25日(土)、千葉大学大学院医学研究院免疫発生学 平原 潔教授と横浜市立大学大学院医学研究科 金子 猛教授、柳生 洋行助教(研究当時:千葉大学大学院医学薬学府 特別研究学生)らは、研究成果をまとめた論文が、国際科学誌Science Immunology に公開されることを受け、令和7年10月21日(火)、文部科学省の記者会見室にて記者発表を行いました。

 本研究は、喘息などアレルギー疾患が悪化するメカニズムを解明したもので、今後、脂肪分解経路を標的とした新たな治療法の開発が期待されます。

 千葉大学大学院医学研究院免疫発生学は、1975年(今から50年前)に創立されました。初代教授の多田富雄先生は、「T細胞には免疫制御機能がある」という概念を提唱され、本年度ノーベル賞を受賞された大阪大学の坂口 志文特任教授の業績である制御性T細胞研究への礎を築かれました。

  • 記者会見を行う柳生助教(左)と平原教授(右)

    記者会見を行う柳生助教(左)と平原教授(右)