臨床研究「VART study」について
掲載日:2014/04/28
このたび、「千葉大学研究活動の不正行為対策委員会」の調査報告により、本学で2002年から開始され2010年に発表された臨床研究「VART study」の論文において多くの問題点が存在することが明らかとなりました。
本学としても、この報告を受け、今後該当する論文の取下げを勧告することとなりました。
臨床研究にご協力いただいた患者さんをはじめ、社会の信頼を裏切る結果となりましたことは、誠に遺憾であり、心よりお詫び申し上げます。
こうした事態を招きましたことを本学としても厳粛に受け止め、今後、研究に携わる者の教育、大学における管理体制の強化、臨床研究データの信頼性確保と利益相反マネジメントの強化を徹底して行い、再発防止に取り組んでまいります。
平成26年4月28日
千葉大学長 徳久 剛史