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平成27年(2015年)学長年頭の挨拶

掲載日:2015/01/05

年頭の挨拶

  平成27年の新年にあたり、ご挨拶をさせていただきます。昨年4月の学長就任時に、私は、「千葉大学が世界に輝く未来志向型の総合大学としてますます発展することとともに、教職員がやりがいを持って教育・研究に取り組める大学になるよう最善を尽くしてまいります。」と挨拶させていただきました。そして、千葉大学の改革に向けて次の三点を基本的な方針として提案いたしました。第一点目は、全教職員による協働体制の構築を目指し、自由な発想で取り組むべき課題について議論し、将来に向かって夢を持てる環境を作ること。第二点目は、国内外から信頼される千葉大ブランドの創成を目指すこと。そして第三点目は、研究大学として世界レベルの基礎研究や応用研究を強力に推進し、千葉大学のグローバル化とイノベーション機能を強化することです。


  学長就任から9か月が経過しましたが、文部科学省からは、改革加速期間としてミッションの再定義を踏まえた機能強化の促進や改革構想への重点支援、人事・給与システムの弾力化による年俸制の導入や学教法・法人法の改正に伴うガバナンス体制の総点検・見直しなどが次々に打ち出されてきました。そして12月には、第3期中期目標期間にむけた運営費交付金の配分方法の見直しや特定研究大学、卓越大学院などの計画も明らかにされました。このような改革加速状況を冷静にとらえると、本年が、まさに文部科学省が提案している改革加速期間の仕上げとして、これから50年の千葉大学の在り方を決める年になると思います。


  千葉大学には、100年以上の歴史と伝統を持つ部局が多くあります。このような部局における改革は、歴史の中で培われてきた人材育成機能をさらに発展させるものが望ましいと考えております。このようなことから千葉大学における改革は、各部局の設立の原点を見つめなおし、多様性をもって進めることが重要であると考えております。千葉大学の歴史と伝統に基づく独自の改革案を作成し、各部局との協働体制の下、積極的に実行していこうと思います。


  文部科学省が平成12年度までに行ってきた大学院重点化政策において機構改革が出来なかった千葉大学にとっては、まさにチャンス到来ととらえて、「グローバル千葉大学の新生」に向けて、持続性のある改革をしっかりと実行していきたいと考えております。幸いにもスーパーグローバル大学創成支援事業に採択され、新しい国際教養学部の設置に向けて、ますます忙しくなると思いますが、みなさまと一緒に頑張っていきたいと念じていますので、さらなるご支援とご鞭撻をお願い申し上げます。


  以上、新年にあたり、所信と決意を述べて、ご挨拶とさせていただきます。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成27年1月5日
千葉大学長 徳久剛史