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平成26年度千葉大学公開市民講座を開催しました

掲載日:2015/01/21

 高等教育研究機構高大連携地域貢献部門の地域貢献専門部会では、「水」に囲まれた房総の地理的特徴と人々の暮らしを共通テーマに設定し、本年度は以下の公開市民講座を開催しました。

①「千葉の川と暮らし―利根川の景観と生業―」
講演1:利根川流域の河岸と高瀬船/米谷博氏(千葉県教育庁 主任上席文化財主事)
講演2:利根川下流のさかな獲り/糠谷隆氏(千葉県立中央博物館大利根分館 主任上席研究員)
日 時:平成26年11月29日(土)14:00~17:00
会 場:人文社会科学系総合研究棟 1階 マルチメディア講義室

②「千葉の海と暮らし―内湾が見つめた人々の生活―」
講演1:写真・映像にみる東京湾沿岸のくらし、浦安を中心に/尾上一明氏(浦安市郷土博物館 主任学芸員)
講演2:海の向こうに見えるもの/松尾知子氏(千葉市美術館 学芸係長)
日 時:平成26年12月21日(日)14:00~17:00
会 場:文学部棟2階 203講義室

①「千葉の川と暮らし」では、利根川を舞台にした人や文化の動きそして漁業をテーマに、米谷氏と糠谷氏に登壇いただきました。米谷氏は利根川をめぐる人と物の動き、そして河岸を拠点とした川沿いのマチの形成について講演されました。糠谷氏は、利根川で使われた網や銛などの漁具を実際に示されながら、それらがどのように漁で使用されていたのかをわかりやすく説明していただきました。講演後、フロアの皆さまからの専門的な質問もあり、より内容が深まる講座となりました。

②「千葉の海と暮らし」では、写真や絵画から東京湾がどのように表わされ、そしてそれらを観る側がどのように歴史的な想像力を働かせることができるかをテーマに、尾上氏と松尾氏に登壇いただきました。尾上氏は、東京湾内湾の漁業の歴史や海苔栽培の現状そして東京湾沿岸の開発について、映像や写真を中心に講演されました。松尾氏は、江戸湾、東京湾を描く絵画を中心に、房総がどのように描かれたかに焦点をあて、江戸から観た房総のイメージについて講演されました。こちらもフロアの皆さまからいただいた積極的な質問によって、東京湾が時間的・空間的にイメージとして立ち上がるような講座となりました。

地域貢献専門部会では地域の皆さまの貴重なご意見をもとに、今後も公開市民講座を企画・開催してまいります。

当日の様子

「千葉の川と暮らし―利根川の景観と生業―」

米谷博氏

糠谷隆氏

質疑風景

「千葉の海と暮らし―内湾が見つめた人々の生活―」

会場風景

尾上一明氏

松尾知子氏

質疑風景