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職員の懲戒処分について

掲載日:2015/02/20

  本学教育学部教授(54歳)に対して,本学の信用を傷つける行為等があったことから,平成27年2月20日付けで「懲戒解雇」の懲戒処分を行いましたので,報告します。

1.事実関係

  同人は,大量の個人情報について,部局長の許可を得ず,また,その個人情報を暗号化せず,小型のネットワーク対応ハードディスクにより学外へ持ち出し,自宅においてインターネットに接続する際,インターネット上にあるファイルサーバーで認証なくアクセス可能とする設定としたことから,ネットワーク対応ハードディスクに蔵置されていた全データが第三者からアクセス可能であったものである
(平成26年4月23日報道発表 http://www-preview.jm.chiba-u.jp/others/topics/info/2014-04-23.html)。

  その後の調査により,当該ハードディスクには無断で撮影した学生の下着等の写真等が保存されていたことが判明し,そのデータも第三者からアクセス可能であったものである。

  また,同教授は,個人情報等の流出事故以降,教育学部長より学生と接触をしないよう指示されていたにもかかわらず,8月に海外で実施した調査に教育学部の2名の女子学生を同行させた。その後,うち1名の学生からハラスメントを受けたとの相談があったものである。


2.調査・処分

  学長は,教育学部における個人情報等の流出事故に関する報告書を受け,上記の本学職員に対する処分の種類,程度などを検討するため,平成26年5月20日に人事調査委員会を設置した。また,ハラスメント行為についても,同委員会において検討することとした。

人事調査委員会においては,同人からの事情聴取等を経て,上記の行為があったとの事実を認定した。

当該事実は,職務上知ることのできた秘密を他に漏らし,本学の信用及び職員全体の名誉を傷つけたものであり,また,中でも無断で下着等の撮影をしたことは,本学の規律を乱したものであって,国立大学法人千葉大学就業規則(以下「就業規則」という。)第22条第1号,第2号及び第4号に規定する禁止行為に該当するとともに,就業規則第50条第10号の懲戒の事由に該当する。また,上司の職務上の指示に従わなかったことは,本学の規律を乱したものであり,就業規則第22条第4号に規定する禁止行為に該当するとともに,就業規則第50条第10号の懲戒の事由に該当する。さらに,セクシュアル・ハラスメントに該当する行為をしたことは,就業規則第50条第8号の懲戒の事由に該当する。

  以上のとおり,教授の行為は,懲戒の事由に該当するもので,就業規則第51条第4号で規定する「懲戒解雇」の懲戒処分とすることが相当であると判断した。


3.再発防止

  本学では,個人情報保護法の施行以来,学内における個人情報の管理について,研修会,会議等を通じて教職員の意識の高揚を図り,その啓発を行ってきたにもかかわらず,今般,このような事態が発生したことは,極めて重大な問題であると受け止め,再発防止に一層努めてまいりたい。また,ハラスメント行為があったことは誠に遺憾であり,今後教員の綱紀粛正に努めてまいりたい。