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大学院修了式・学位記授与式 学長挨拶

掲載日:2015/09/28

大学院修了式・学位記授与式

 本日ここに大学院を修了される皆さん、そして博士、修士、専門職の学位を授与される皆さん、大学院での素晴らしい研究成果を纏め上げられて、本日の修了式を迎えられたことを、心からお祝い申し上げます。そして、これまで研究に専念できるよう支えてくれたご家族の皆様、本日は誠におめでとうございます。

 大学院での研究活動では、新たな発見の喜びや驚きが多々あったことと思います。その研究成果が論文となって公表された時の喜びは、皆さんの記憶の中に長く生き続けるでしょう。また、皆さんの中には、研究成果を求めて苦悶の日々を過ごされた方も多いのではないでしょうか。楽しいと思って始めた研究も、結果を出すまでには、いろいろなプロセスがあったことを思い出してください。このような大学院での研究活動を通して、皆さんの価値観や人格が形成されていくとともに、皆さんの知性が磨かれていきました。皆さんが大学院で学ばれた成果は、学位記という1枚の証書でしかありませんが、その過程から得られたものは、皆さんの血となり肉となって、皆さんを更に大きく発展させる基盤になると確信しています。そして、大学院で培われた「知性を磨く」という行為は、大学院を修了しても終わりではありません。新しい環境の中で、これまでの研究活動で培った知恵と経験を駆使して、新しい課題を探究することにより、皆さん自身の知性を磨き続けてください。

 今日の修了式を迎えられた皆さんは、今人生の新たなスタートラインに立っています。そして皆さんは、将来、社会をリードする立場に就くようになります。皆さんがこれから活躍する社会は、交通手段や情報通信技術の発達により大きく変貌してきています。世界の色々な分野や地域では、急速なグローバル化がもたらされ、何事も地球規模で考えなければならない時代を迎えています。それに伴い人々の価値観も多様化しています。皆さんが大学院での研究活動を介して身に付けた、自由なものの考え方、高いレベルでの科学的・文化的思考や技量、創造力あふれる人間力などを発揮し、新しい日本を、そして、新しい世界を創り上げていただくことを切望いたしております。

 今日まで指導してくれた教職員、ともに学んだ先輩・後輩など、多くの方々が、皆さんの活躍を応援していることを忘れないでほしいと思います。そして千葉大学は、これからも皆さんの将来を見守り続けます。皆さんには是非、千葉大学の同窓生として、千葉大学を、そして後に続く後輩たちを、応援していただきますようお願い致します。

 最後に、千葉大学での学びによって得た深い専門性と豊かな教養に自信と誇りを持って、社会で活躍されることを心より祈念し、私の挨拶といたします。本日は、誠におめでとうございます。

平成27年9月28日
千葉大学長 徳久剛史