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「優秀発明賞」4件を表彰

掲載日:2016/03/17

千葉大学では創出された学術研究成果をもとに毎年多くの特許出願を行っています。この出願特許を多くの企業等で活用していただくために広く社会に公開し、新産業創成や新技術開発のお役に立ちたいと考えています。そこで、特許出願の中から特に優れた発明に対して平成27年度千葉大学「優秀発明賞」を贈呈し、表彰しました。千葉大学の単願および共願の特許出願を対象として合計74件の中から優秀発明を4件選出いたしました。表彰式は平成28年3月11日(金)に執り行い、学長から表彰状と盾が贈呈されました。

受賞者

エンジニアリング分野

①発明:「有機螺旋構造体の製造方法、及びそれにより製造される有機螺旋構造体」

大学院融合科学研究科 尾松孝茂 教授 ほか
光渦レーザーを特殊なプラスチックに照射し、螺旋状構造体を一瞬で多数作製する方法に関する発明で、高感度な円偏光二色性センサー(キラリティーセンサー)などに広く利用されることが期待される技術です。

②発明:「エレクトロデポジション素子及びミラーデバイス」

大学院融合科学研究科 小林範久 教授
電圧を印可することで光の透過率、反射率が変化するエレクトロデポジション素子を自動車のルームミラー、バックミラーに応用したものであり、自動車の安全性向上に貢献する実用的な発明です。

③発明:「カラー反射膜、カラー反射板、並びに、ポリドーパミン及びその誘導体の少なくともいずれかからなる単分散な黒色微粒子の製造方法。」

大学院工学研究科 桑折道済 准教授 ほか
粒径が制御されたポリドーパミン黒色微粒子を用いた構造色によるユニークな インク、塗料に関する発明で、鮮やかな発色を有するサンプルも作成されており、 実用化を目指した研究開発を進めていることから、今後、広く普及することが期待されています。

医薬・バイオ・園芸分野

④発明:「尿路上皮癌の検出方法」

大学院医学研究院 関直彦 准教授
尿路上皮癌の診断に利用される方法で、尿検体中の尿路上皮癌のバイオマーカーとしてマイクロRNAであるmiR-519aを見出し、その発現量の変動により尿路上皮癌の検出を行う発明です。従来に比べ、尿路上皮癌の検出精度及び感度が著しく向上され、高い癌検出率、さらに非侵襲の判定法として利用することができます。


記念撮影