植物の代謝進化の再現に成功 -創薬シーズ開発に期待-
掲載日:2019/08/01
千葉大学、理化学研究所、かずさDNA研究所の植物分子科学の研究チームは、植物の進化の過程で薬用成分を生成するカギと考えられてきた酵素に着目し、この酵素を生み出す遺伝子をモデル植物であるシロイヌナズナに導入したところ、新しい成分が生成されたことを確認しました。これにより、植物が何億年もの時間をかけて進化させてきた代謝の出現過程を、科学的に再現することに成功しました。今回の研究成果は、植物科学の英文専門誌The Plant Journal(プラント・ジャーナル)で発表されました。
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