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令和4年(2022年)新年の学長挨拶

掲載日:2022/01/05

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 新年あけましておめでとうございます。皆様にはよいお年を迎えられたことと思います。新年にあたり抱負と目標を述べて挨拶といたします。

 新型コロナウイルスや気候変動など地球規模で様々な危機に瀕する中、最高学府たる大学が本来の力を発揮すべき時と思います。一緒に考え、協力、実践し、世界に範を示し、この危機を乗り越えて行きましょう。

 私は昨年4月に学長に着任し、『世界に冠たる千葉大学へ』を目標に掲げ、これまで「千葉大学ビジョンの策定」「経営戦略基幹の設置」等を行ってきました。本年は「千葉大学ビジョン」を加速化する1年にしていきたいと考えています。 

 ご存じのように、「千葉大学ビジョン」では『国際頭脳循環の中核として世界最先端の研究を展開』『世界に学び世界に貢献する人材の育成』『運営基盤を強化し、持続的な発展を導く大学経営』『社会に大きく貢献する千葉大学』の4つを掲げています。

 この場をお借りして、その4つの今年の目標を述べさせていただきます。

 1つ目の『国際頭脳循環の中核として世界最先端の研究を展開』については、その実現に向け、本年4月にグローバルプロミネント研究基幹を発展、強化し新たに国際高等研究基幹を設置する予定としております。昨年末に公募を開始しました「研究プロジェクト支援プログラム」「テニュアトラック准教授の採用」「全方位イノベーション創発センター付特任助教の採用」等の各種取組を、本組織を中心に推進していきます。これらの新しい取組を通し、若手研究人材の育成から中堅の支援、そして世界一流の研究者への一貫した支援を行い、戦略的に研究拠点の形成を進めていきます。

 2つ目は主に教育が関係しますが、『世界に学び世界に貢献する人材の育成』です。この目標の達成に向けて、今年、国際未来教育基幹を再編する予定としております。特に、データ駆動型の教育改革を先導する「高等教育センター」が中心となり、大学院教育の充実・拡充を先導し、新たな教育改革に取り組みます。

 また、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえてとなりますが、今後、海外留学を再開できると思われます。その際には、「ENGINE」プログラムの下で、大学全体で学生の留学支援をしていきます。

 3つ目の『運営基盤を強化し、持続的な発展を導く大学経営』では、研究力・教育力・経営力を更に一層強化すべく、「経営戦略基幹」を中心に活動してまいります。経営戦略基幹では、中長期的観点から本学の進むべき道を議論し、「千葉大学ビジョン」の具現化を進めていきます。

 4つ目は社会貢献に関するもので、『社会に大きく貢献する千葉大学』をめざします。特に広報力の強化に努めていきます。学外の経営協議会の先生から、「千葉大学は良い取組をしているがアピールが足りず、勿体ない」「実力通りに評価されていない」というご指摘をよくいただきます。本学の様々な優れた取組を社会にはっきりと伝えるとともに、社会の発展に大きく貢献し、千葉大学ブランドを高めていきます。

 最後になりますが、私の座右の銘は「全力で走れ」です。

 学生さんや若手の研究者の人にこの話をよくするのですが、何かに挑戦するときに、とにかく一度は全力でやってみることが重要だと思います。限界までやることで、自分の限界を知ることができますし、逆に自分が得意なものが何かも分かるからです。私自身、自分が不得手な分野も一度はトライしますが、あるレベルを超える部分は得意な人に任せ、自分の得意分野を伸ばすことで、成長できたという実感があります。引き続き、個々の課題は適材適所のスタッフを信頼して任せ、私は学長としての責務をしっかりと果たしていきたいと思っていますので、よろしくご協力お願いいたします。

 以上、新年にあたり抱負と目標を述べさせていただきました。千葉大学を大いに発展させるべく、皆様と共にしっかり進んでいきたいと思います。

 本年もよろしくお願い申し上げます。

令和4年1月4日
千葉大学長 中山俊憲