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第2回「セキュリティバグハンティングコンテスト」を開催!

掲載日:2017/08/07

千葉大学では、情報セキュリティの向上と人材育成の両方を目的とし、学生を対象としたセキュリティバグハンティングコンテストを8月4日より開催した。

コンテストは、本学の学生または千葉大学情報危機対策チーム(以下、C-csirtという。)が参加を認めた学生が1~4名のチームを組み、千葉大学が管理運営するウェブサイトなどにセキュリティに関わるバグ(脆弱性)が存在しないかどうかを調査するもので、主催者側が用意した法律・倫理、技術に関する各講習を受けた特別な学生のみが挑戦できるというもの。

このコンテストはC-csirtが主催し、株式会社セキュアスカイ・テクノロジーの協力を得ることで実現したもので、昨年12月の開催に続き今回2回目の開催となる。

講習を受けた学生には「ハンターライセンス」という証書が交付され、証書に示された期限までの間、コンテスト以外の場でもC-csirtの承認を事前に受けることを条件に、大学が管理運営するWebサイトについて脆弱性検査を行うことが可能となる。

コンテストに先立って行われた開会式では、石井徹哉副学長とセキュアスカイ・テクノロジーの乗口雅充代表取締役社長により開会の挨拶を行われた後、石井副学長による法律・倫理の講習が実施された。翌週7日と8日には技術講習に加え、欠席者のための補講も用意されるなど、より多くの学生が参加できる環境を提供している。 なお、今回は学内の学生だけでなく、特別ゲストとして木更津工業高等専門学校より、先に和歌山で開催された第12回危機管理コンテストの優勝チームを筆頭に学生4チームがゲスト参加することになっており、本学の学生と腕を競い合うこともコンテストの目玉として期待される。

コンテストは9月7日まで開催され、学生が発見したバグをレポートにまとめたものを主催者側に提出することとされており、学外の著名なサイバーセキュリティの専門家による審査が行われ、優秀者には表彰が予定されている。

乗口雅充代表取締役社長による開会の挨拶
石井副学長による講習