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夜間の人工光は昆虫の活動を一変させる 都市のハエは都市環境に適応して進化していた!

掲載日:2022/12/13

 千葉大学大学院理学研究院の高橋佑磨准教授と大学院融合理工学府の佐藤あやめ大学院生(当時)はオウトウショウジョウバエを対象に、都市化に伴った環境変化が昆虫に与える影響を評価し、以下の成果を得ました。

 ・都市で見られるような夜間の人工光がショウジョウバエの一日の活動パターンを変化させることを解明した。
 ・夜間照明の影響を受けにくく、かつ、高温に強くなるように、都市の個体は進化していたことが示唆された。
 ・都市化が生物に与える影響を理解することは、都市やその周辺における生物の保全に役立つと期待される。

 本研究は国際学術誌のEcology and Evolution 誌に2022 年12 月13 日9:00(日本時間)に公開されます。

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