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分子のわずかな非対称性の偏りが増幅される現象を発見―次世代の電子・光学材料の安価な製造に期待―

掲載日:2023/01/12

 千葉⼤学国際⾼等研究基幹の⽮⾙史樹教授の研究チームは、右⼿と左⼿の関係(鏡像関係)にある分⼦を⽤いることで、分⼦のわずかな⾮対称性の偏りが階層的な⾃⼰集合により増幅される現象を発⾒することに成功しました。本研究成果は、⽣体内のタンパク質やDNA などの⽣体分⼦が⽚⽅の鏡像体から構成されているホモキラリティという現象の理解を前進させるだけでなく、螺旋構造が機能の鍵となる機能性材料の開発における新たな設計指針となることが期待されます。
 この成果は、Journal of theAmerican Chemical Society にて2022 年12 ⽉27 ⽇(⽕)にオンライン公開されました。

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