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国内の大学初「セキュリティバグハンティングコンテスト」を開催!

掲載日:2016/12/21

千葉大学では、昨今大きな社会問題となっているサイバー攻撃に備え、学内にセキュリティバグ報告奨励制度を新たに設けるとともに、セキュリティの向上と人材育成の両方を目指し、学生を対象としたセキュリティバグハンティングコンテストを12月15日に開催した。国内大学では初の試み。

コンテストは、法律・倫理・技術に関する研修を受けた学生にハンターライセンスを授与し、大学公認のバグハンターとなった学生が学内の情報システムに対してセキュリティバグを調査するもの。千葉大学情報危機対策チーム(C-csirt)が主催し、株式会社セキュアスカイ・テクノロジーの全面協力により実現した。

コンテスト開始に先立って行われた講習会では、石井徹哉副学長が法律・倫理の講習を、株式会社セキュアスカイ・テクノロジーの長谷川陽介常勤技術顧問が技術に関する講習を行い、主催者側の予想をはるかに超える47名もの学生が参加し(12月28日に開催が予定されている補講にも16名が参加予定)、ハンターライセンスを取得した。

コンテストは1月15日まで開催され、学生が発見したバグをレポートにまとめて主催者側に提出することとなっている。学外のサイバーセキュリティ専門家がレポートを審査し優秀者には後日表彰が予定されている。

開会式の様子(石井副学長の挨拶)
講師の長谷川氏