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墨田区と千葉大学が、新キャンパス構想に向けて包括連携協定を結びました

掲載日:2017/03/22

 

 墨田区と千葉大学は平成29年3月22日、人的・知的資源の交流を図ることにより、地域社会の発展と人材の育成に寄与することを目的とした、包括的連携に関する協定を締結しました。

 新たなキャンパスを墨田区内に設置することについて協議をすすめ、日本初となる「デザイン・建築スクール」の設置やグローバル・プログラム構想を推進していきます。

■日本初の「デザイン・建築スクール」

 千葉大学の工学部は、東京高等工芸を母体としています。この東京高等工芸は工学と美術の境界領域である工業デザインを対象とした我が国初のデザイン学校として設置したもので、1922年に開学されました。それから100年、新たに千葉大学が東京で、今度は、わが国初となる「デザイン・建築スクール(School of Design and Architecture)」を開設します。本格的なコース開始は、ちょうど100年目にあたる2021年(平成33年)を予定しています。

■ライジング・グローバル・プログラム構想

 千葉大学は、現在グローバル千葉大学の新生-Rising Chiba University-をスーパー・グローバル・大学創生支援事業のもとに推進しています。この事業の達成目標の一つとして、2023年には3,000人の留学生の受け入れを計画しており、そのうち全体の1/5の留学生600名程度を対象に、日本の伝統的なエリアである墨田キャンパスにおいて、新しいグローバル・プログラムを実施。日本の最先端技術を千葉大学の学生と共に学びます。

写真左から、坂下墨田区議会議長、山本墨田区長、徳久千葉大学長