学科(専攻)・科目の種別等

教育心理
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授業コード E1K189501 科目コード E1K1895
授業の方法   単位数 2
期別 後期 曜日・時限 火4
授業科目

学習過程の心理学(中学校用)

担当教員 大芦 治
受講対象 自学部他学科(自研究科他専攻)  
他学部(他研究科)
科目等履修生
教室等 教2205
概要 学習の基本的な機能や意味について、中等教育を念頭におきながらその理論的背景も含め論ずる.
目的・目標 学校教育の基本的な問題の1つとしての学習の基本的な機能や意味について、理論的背景も含めながら考えてみることができるような視点を身につける。
授業計画・授業内容 おおよそ以下のような基本的なテーマを順不同に取り上げます。
1.学習の考え方(1) 学習とは人が社会や環境に適応するために必要な機能。
2.学習の考え方(2) 学習とは人が情報、知識を獲得するための機能。
3.学習を適応と考えた場合、それがどのような形で教育(とくに学校カウンセリング等)
に応用できるか(行動理論の臨床的、教育実践的な適用の可能性について)。
4.学習を情報、知識の獲得過程と考えたとき、それがどのような形で教育に応用できるか(認知理論からみた学習素材のあり方。)
5.学習を支える意欲とはどのようなものか。動機づけ論。
6.学習というプロセスの背後にはどのような生物学的な基盤があるか。
7. 社会や文化のなかでの相互作用として学習を考え直したとき、旧来の知識獲得や適応という視点を中心においた学習という考え方と異なる世界が見えてくるか?また、それは学校教育のありかたにどのような意味を投げかけるか。
キーワード 学習,記憶,知識,動機づけ
教科書・参考書 資料配付の予定
評価方法・基準 期末試験を実施する予定です.
履修要件 ・とくにありませんが、クラス指定科目の「発達と学習の心理学(教育心理学)」を履修済みのであったほうが授業の内容は理解しやすいと思います。
・「学習過程の心理学(小学校用)」はこの科目とは別の科目として来年度前期に開講される予定です。
・なお、「中学校課程に関する科目」の履修が義務づけられる以前の入学者や他の課程の学生の受講も可能ですが自由選択となります.
備考 資料が大量にあるのでCDで配布します。初回の授業で人数分のCDをコピーしますので必ず出席して下さい。