学科(専攻)・科目の種別等

専門科目 緑地・環境学科
・・・・・・・・・・・・・・・
授業コード H12140201 科目コード H121402
授業の方法 講義 単位数 2
期別 前期 曜日・時限 木2
授業科目

景観情報学

Landscape Information Technology
担当教員 古谷 勝則
履修年次/セメスター 3〜4 受入人数 40名程度
受講対象 自学部他学科(自研究科他専攻)  
他学部(他研究科)
科目等履修生
教室等 園 103講義室
概要  ゆとりある美しい生活空間を創造するとともに,人と自然の調和した緑地環境を保全していくために,景観の基本概念から自然景観,伝統景観を解説し,景観の分析・予測・評価の方法論を修得する。授業では事例を数多く紹介し,毎回ミニテストを実施する。
目的・目標  都市や農村の景観や緑地環境を創造・管理する技術力と計画能力のうち、特に、景観の基礎的な理解を深め、景観特有の情報を抽出し,その情報を適切に活用して、景観と調和した環境を整備するための調査、計画の理論と技術を修得する。
授業計画・授業内容 1  景観とは、景観緑三法の概要
2  日本の景観・風景の現状、景観緑三法、河川景観
3  都市景観
4  まちづくり、農村景観
5  日本における名所の成立、世界遺産
6  自然景観、日本の国立公園、海外の国立公園
7  自然景観、日本の国立公園、海外の国立公園
8  中間試験
9  道路景観、景観評価手法
10 景観の捉え方、景観把握モデル、シーン景観、シークエンス景観、場の景観、変遷景観
11 景観解析の指標、距離、可視、仰角、俯角、視線入射角)
12 景観解析の指標、ビスタ、アイストップ、スカイライン、ランドマーク
13 景観解析の資料、空中写真、地図、写真ビデオ撮影、景観シミュレーション
14 環境影響評価における景観、メッシュアナリシス、地理情報システム
15 最終試験
キーワード 自然景観,景観研究,景観要素,景観解析,景観評価,景観アセスメント
教科書・参考書 参考書:海辺の環境学(小野佐和子、宇野求、古谷勝則編著、東京大学出版会)、景観の構造--ランドスケープとしての日本の空間 (樋口忠彦著、技報堂出版)、景観用語辞典(篠原修編、彰国社)
評価方法・基準 景観情報の抽出法と活用法について基本的理解を問う。授業理解ミニテスト評点,テスト評点を総合的に判断する。授業理解ミニテストは,12回実施し,その授業日に解説した内容から出題する。評価の割合は,授業理解ミニテスト(1回5%で合計60%),中間試験(20%)と最終試験(20%)である。
関連科目 環境デザイン実習V(古谷担当分)、風景計画学、景観土地利用論、自然公園論、林学等
備考 「JABEE緑地環境学プログラム学習・教育目標との対応:D」
必要に応じて資料を配布する.資格等 の関連:国家公務員試験農学V(森林・自然環境系)の出題分野に該当している。将来技術士(環境部門)を取得したい希望者に関係が深い。(注:技術士の受験資格には卒業後実務歴が必要です。)