学科(専攻)・科目の種別等

専門科目 生物生産科学科
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授業コード H11330501 科目コード H113305
授業の方法 講義 単位数 2
期別 後期 曜日・時限 木2
授業科目

生物生産機械学

Agricultural Machinery
副題 農業機械の概要
担当教員 小川 幸春
履修年次/セメスター 3-4 時間数 15 受入人数 40人程度
受講対象 自学部他学科(自研究科他専攻)  
他学部(他研究科)
科目等履修生
教室等 園 102講義室
概要 生物生産に係る農業機械についての体系を学ぶ.具体的には,動力や作業効率を理解する上で必要なエネルギに関する概念を学習した後,原動機,圃場機械,栽培管理機械,施設園芸機械などの概要,種類,特徴などについて講義する.
目的・目標 現代農業は機械作業なしでは成り立たない.本授業では,各種機械作業の概要を解説したのち,それら作業に利用される農業機械の概要,種類,特徴などを学ぶことに重点を置く.また環境問題と農業機械化との関連付けを心がけ,地球規模で多面的に物事を考える能力とその素養,自然科学及び情報技術に関する知識や専門技術に関する知識とそれらを応用できる能力を培う.
授業計画・授業内容 1.ガイダンスおよび生物生産機械の現状と問題点を解説する.
2.エネルギ(仕事,変換効率)
3.原動機(モータ,内燃機関の概要,種類)
4.原動機(モータ,内燃機関の特徴,評価)
5.圃場機械(トラクタの概要,種類)
6.圃場機械(トラクタの特徴,評価)
7.圃場機械(各種作業機の概要,種類,特徴)
8.圃場機械(各種作業機の概要,種類,特徴)
9.栽培管理機械(播種・移植機の概要,種類,特徴)
10.栽培管理機械(施肥機の概要,種類,特徴)
11.栽培管理機械(防除機の概要,種類,特徴)
12.栽培管理機械(収穫調整機の概要,種類,特徴)
13.施設園芸機械(ヒートポンプ,冷暖房機器)
14.エネルギ(エネルギ源の種類,概要)
15.期末試験
キーワード エネルギ,環境,農業機械
教科書・参考書 (参考書)
農業機械学(第3版)/池田喜郎,笈田昭,文永堂出版,2006
生物生産機械学/木谷収編著,コロナ社,1993
農業機械入門/木谷収編著,実教出版,2000
新版農業機械の構造と利用/藍房和他著,農文協,2007
など
評価方法・基準 評価方法:期末試験を満点とするが,小テストや毎回の授業ごとの理解度なども加味して総合的に評価する.
評価基準:期末テストについては,エネルギや農業機械に関する基礎知識など学習内容に対する理解度および論述・記述力を評価する.小テストについては,多面的思考力の有無,専門技術・知識とその応用能力の有無などについて評価する.
関連科目 生物理工学,サ−モエンジニアリング,ポストハ−ベスト工学
履修要件 生物理工学を予め履修すること.なお,ポストハ−ベスト工学,サ−モエンジニアリングも合わせて履修することが望ましい.
備考 規定以上の遅刻や理由もなく途中退室した場合は受講の権利を放棄したものとみなす.
毎回の授業ごとに出席確認を兼ねて小テストを行うとともに,授業の理解度,疑問点等についてのアンケ−トをとる.
授業アンケートは最終授業日に実施する.
JABEE生物環境調節プログラム必修、対応する学習・教育目標:B