学科(専攻)・科目の種別等

生物資源科学コース(博士前期)
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授業コード H21125001 科目コード H211250
授業の方法 講義 単位数 2
期別 前期 曜日・時限 月5
授業科目

植物形態分化論

Plant Structural differentiation
担当教員 西野 栄正
履修年次/セメスター 1〜2 時間数 30 受入人数 10名程度
概要  被子植物の生活環に現れる様々な構造とその発生について解説しながら、それらの発生の機構に関した最近の研究について紹介する。
目的・目標 被子植物の構造とその発生の形態学的な面と、発生の機構についての面の研究とを通して、植物の構造の特徴と発生について総合的に考察できるようになることを目的とする。
授業計画・授業内容 1 被子植物の特徴:植物形態入門1
2 被子植物の特徴:植物形態入門2
3 被子植物の特徴:植物発生の特徴
4 植物の進化と胚発生:植物の進化
5 植物の進化と胚発生:胚発生と分裂組織
6 細胞分裂と遺伝学:細胞分裂突然変異と遺伝学
7 極性:細胞の極性と分化
8 細胞間シグナル伝達:原形質連絡による伝達
9 細胞間シグナル伝達:細胞間伝達と分化
10 分裂組織の機能:茎頂の機能
11 分裂組織の機能:茎頂分裂組織の制御機構
12 分裂組織の機能:茎頂の生殖期への転換
13 不等分裂と細胞分化:根毛の分化
14 不等分裂と細胞分化:気孔装置の分化
15 総合討論
キーワード 植物 細胞 組織、器官、形態 発生 分化 機構
教科書・参考書 資料を配布します。
参考書:Leyser, O. and S. Day (2003) Mechanisms in Plant Development. Blackwell
    新版 植物の形を決める分子機構(2000)秀潤社
評価方法・基準 植物の構造と発生に関するレポートにより評価する。
履修要件 植物形態学関連科目の履修者が望ましい