学科(専攻)・科目の種別等

総合文化研究専攻(M)
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授業コード I24202101 科目コード I242021
授業の方法 演習 単位数 2
期別 前期 曜日・時限 水3
授業科目

比較仏語圏文化論

Comparative French and Francophone Culture Studies
副題 啓蒙の時代における宗教
担当教員 三井 吉俊
履修年次/セメスター   時間数 30 受入人数 5
受講対象 自学部他学科(自研究科他専攻)  
他学部(他研究科)
科目等履修生  
概要 ヨーロッパ18世紀の啓蒙主義と宗教、とりわけキリスト教との関係を捉える。この時代の思想が、神の正義や社会的権威をどのように解釈し、どのように改善しようとしたのかを考察する。また、その原理はどのようなものであったかを客観的に記述する。
目的・目標 現代日本社会の視点から、社会にとって宗教とは何かを考えるためにも、啓蒙主義がどのように宗教を捉えたかを理解し、その論点を整理することを目標とする。
授業計画・授業内容 1−5回:ヴォルテールの宗教観、5−10回:ルソーの宗教観、11−15回:ディドロの宗教観、15回の授業を通して、「理神論」、「無神論」の論理的構造を理解できるように努める。各思想家の作品、および研究書(まずは翻訳書を通して)の内容について、各自に発表をしてもらい、討論をする。
教科書・参考書 随時指示する。
評価方法・基準 発表(70%程度)・レポート(30%程度)により成績評価する。資料検索の力、読書理解度、論理的展開力について評価をする。
履修要件 フランス語既習。
備考 同科目演習との連続履修が望ましい。