学科(専攻)・科目の種別等

専門科目 地球科学科
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授業コード S15463101 科目コード S154631
授業の方法 講義・発表 単位数 2
期別 後期 曜日・時限 金1
授業科目

地球科学英語

副題 地球科学者としての英語力とコミュニケーション能力
English and Communication Skills in Earth Sciences
担当教員 吉田 修二
履修年次/セメスター 2年次/後期 時間数 30 受入人数 60
教室等 マルチメディア講義室1
概要 この講義は地球科学全般に関する英語能力の基礎を科学雑誌記事の読解、英作文、発表などを通じて学ぶ。また、専門用語や文例など専門英語の知識を単に増やすのではなく、英語学習が生涯続くように、「個人での英語の効率的な勉強法」を楽しく学ぶ。
目的・目標 英語でのコミュニケーション力は生涯教育の中核のひとつといわれるが、地球科学を学ぶ上で英語力は極めて重要である。この講義では以下の4つの主な目標のもとに行われる。
1. 地球科学に使われる英語の基礎を学び、欧米の一般社会人用の科学雑誌の記事や、地球科学の論文の簡単なものを読む力をつける。この基礎力をもとに、学部3・4年の授業や卒業研究で英語の文献を読んだり、卒業後も社会人として地球科学の記事・専門書を読んで理解し、自分の見解を相手に確実に伝えられるようにする。とくに、地球科学の専門家として、一般の人にわかりやすく内容を伝える力の育成を重視する。
2. 地球科学の英語を在学中だけでなく、一生を通じで磨いていけるように、効率的な学習法(読み書きだけでなく、話したり聞く力)について学ぶ。
3. 相手に自分の考えをわかりやすく伝えられるように、英語の図面を用いた課題を個人および集団で発表し、プレゼン能力とチームワークを磨く。
4. 日夜増え続ける情報量に対処するため、英文速読やMind Mapを用いた論文要旨作成の基礎を学ぶ。
目標1−4ともに、JABEEの学習目標(F)に相当する。
授業計画・授業内容 講義ではパワーポイントを使って、以下の項目について順次解説し、間に課題や学生の個人・グループ発表を入れる。
1.イントロ
2.プレゼン技術
3.速読法とクリティカル・リーディング  
4.マインド・マップによるアイデアのまとめ方・論文レポートの書き方
5. 論理的思考
キーワード コミュニケ−ション、プレゼンテーション、速読、精読、情報収集、英作文、論理
教科書・参考書 マインドマップ・ノート術
ウィリアム・リード著
評価方法・基準  評価基準を目的別に割り振りすると
* 目的1が30%(Readingについて筆記試験による評価)
* 目的2が10%(平常点について授業参加・ディスカッションによる評価)
* 目的3が20%(同上)
* 目的4が40%(レポート2回による評価)
となる。
 また、これらを評価方法で割り振りし直すと、
* レポート(Critical Thinking) 40%(目的4に相当)
* 発表・ディスカッションなどの授業参加の様子 30%(目的2と3に相当)
* 筆記試験(Reading) 30%(目的1に相当)
と読み替える事ができる。
関連科目 地球科学基礎セミナー、その他の英語の授業
履修要件 地球科学の基礎的な知識があること