学科(専攻)・科目の種別等

数学
・・・・・・・・・・・・・・・
授業コード E1D200101 科目コード E1D2001
授業の方法 講義 単位数 2
期別 前期 曜日・時限 水3
授業科目

位相空間論

担当教員 安藤 哲哉,教育シラバス入力担当
履修年次/セメスター   受入人数 制限はありません。
受講対象 自学部他学科(自研究科他専攻)  
他学部(他研究科)
科目等履修生
誰でも受講できますが, 数学のやや専門的な講義なので, 数学の抽象的な思考方法を受け入れる素地が必要です。
教室等 教5601
概要 位相空間論について, 特に, ユークリッド空間の位相について, 入門的な講義をします。また, 幾何学の発展の歴史についても, 多少ふれる予定です。
目的・目標 位相空間の学習を通して, 公理(定義) → 定義 → 証明, というオーソドックスな数学的思考方法を体験し, 理解することを目標とします。また, 抽象数学というものが, どのようなものなのか, その一端を見ていただきたいと思います。
授業計画・授業内容 1〜2回. 幾何学の発展の歴史と位相空間論の誕生
3〜4回. ユークリッド空間
5〜6回. ユークリッド空間の開集合・閉集合と連続写像
7〜8回. 点列の収束と位相
9〜10回. 相対位相と連結性
11〜12回. コンパクト性
13〜14回. 距離空間・一般位相空間
15回. 試験

お断り. 受講生の状況に応じて, 上記にない集合に関する基礎知識の講義を行う場合があります。その場合, 上記の進度よりかなり遅れることがあります。
教科書・参考書 教科書としては指定しませんが,
松阪和夫「集合・位相入門」を標準的参考書として強く推薦します。
ただし, 講義で扱うのは, この本の第4〜5章の一部だけです。
評価方法・基準 平常の授業への参加意欲と, 期末テストの成績から総合的に評価します。
履修要件 できれば, 集合と写像に関する基本的な用語・記号などは, 知っていることが望ましい。