学科(専攻)・科目の種別等

教養展開科目(地域をつくる)
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授業コード G15U08101 科目コード G15U081
授業の方法   単位数 2
期別 通期 曜日・時限 集中
授業科目

コンビナートを考える

survey on kombinat
担当教員 北原 理雄,植田 憲
概要 コンビナートとは、関連する複数の企業を結びつけて工業地帯を形成し、生産効率を高めていこうとする企業結合のことです。千葉県には日本を代表する京葉臨海石油コンビナートが稼動しています。この授業では、その特質を多面的角度から考えます。
目的・目標 石油化学コンビナートから産出されるさまざまな製品は、どれも、今日の私たちの生活にとって欠かせないものばかりです。しかしながら、石油化学コンビナートの実像を、私たちは必ずしも熟知していません。この授業では、京葉臨海石油コンビナートを主たる対象に取り上げ、石油化学コンビナートの実像を理解するとともに、広く地域社会と連携した京葉臨海石油コンビナートのあり方を、「コンビナート文化圏」という概念を中心に据えて、考えていきます。
授業計画・授業内容 開講時限は、各日とも、(1)第2時限(10:30-12:00)、(2)第3時限(12:50-14:20)、(3)第4時限(14:30-16:00)、(4)第5時限(16:10-17:40)です。
◆9月25日(金)
(1)コンビナートの歩み―京葉臨海石油コンビナートを中心に(宮崎清)
(2)京葉臨海コンビナートとは(柳原政義)
(3)京葉臨海コンビナートの課題(柳原政義)
(4)京葉臨海コンビナートのめざすもの(柳原政義)
※注:9月25日(金)の(2)〜(4)の会場は、京葉臨海コンビナートになります。
   西千葉キャンパスからの移動は、京葉臨海コンビナート提供のバスになります。
◆9月28日(月)
(1)コンビナートの環境調和(立本英機)
(2)コンビナートの未来―もの・エネルギー・技術(小倉克之)
(3)コンビナートの未来―サービス・ファシリティ(小熊幸一)
(4)コンビナートのシステムデザイン(渡邊誠)
◆9月29日(火)
(1)コンビナートの景観(八馬智)
(2)巨大モニュメントとしての石油コンビナート(柘植喜治)
(3)21世紀の企業城下町(村木美貴)
(4)観光地としてのコンビナート(北原理雄)
◆9月30日(水)
(1)コンビナート文化圏構想1(植田憲)
(2)コンビナート文化圏構想2(宮崎清)
(3)テスト
評価方法・基準  毎回、出席確認を兼ねて、理解度をはかるための小テストを行います。また、最終回に小論文作成を行い、毎回の小テストと合わせて成績評価とします(比率 7:3 )。欠席が4回以上の場合、原則として単位は与えません。また、授業開始後30分以上遅刻した場合、原則として、その回は出席と認めません。