学科(専攻)・科目の種別等

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社会科学研究専攻(M)
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授業コード |
I23101001 |
科目コード |
I231010 |
授業の方法 |
演習 |
単位数 |
2 |
期別 |
前期 |
曜日・時限 |
水3 |
授業科目 |
刑法演習
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Seminar on Criminal Law |
担当教員 |
石井 徹哉 |
受講対象 |
自学部他学科(自研究科他専攻) |
可 |
他学部(他研究科) |
可 |
科目等履修生 |
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概要 |
米国における情報ネットワークに関係する刑事法の文献を輪読し、この分野における米国の理論的現状を検討する。 |
目的・目標 |
英米刑事法の基礎的な理論を修得するとともに、情報ネットワークがもたらす刑事法の問題への比較法的研究手法を修得することを目的とする。 |
授業計画・授業内容 |
Orin Kerr, "Cybercrime's Scope: Interpreting 'Access' and 'Authorization' in Computer Misuse Statutes." 78 New York University Law Review 1596-1668 (2003).
Orin Kerr, "Digital Evidence and the New Criminal Procedure." 105 Columbia Law Review 279-318 (2005).
Orin Kerr, "Searches and Seizures in a Digital World." 119 Harvard Law Review 531-585 (2005).
Orin Kerr, "The Fourth Amendment and New Technologies: Constitutional Myths and the Case for Caution." 102 Michigan Law Review 801-888 (2004).
Orin Kerr, "Virtual Crime, Virtual Deterrence: A Skeptical View of Self-Help, Architecture, and Civil Liability." 1 Journal of Law, Economics & Policy 197-214 (2005).
上記文献について担当者を割り当て、各2回程度で読み、次の1回でわが国の法制度と比較しながら批判的に検討する。 |
評価方法・基準 |
自己の担当した文献について、全文訳、概要およびその問題点、それに対する自己の所見をレポートとして提出してもらい、それをもとに評価する。訳文の正確性、問題の的確な把握がなされているか、自己の見解を論理的に展開しているかということを対等の比重をもって評価する。 |
履修要件 |
英語の文献を読みこなす力を有すること
日本の大学において、刑法および刑事訴訟法の単位を10単位以上履修したこと
英米法の基礎知識を有していること |
備考 |
英語の授業ではないので、文法や訳語のミスがほとんどないことを前提に授業を進める。このようなミスが頻出する場合は、その段階で単位評価をしないことになるので、注意すること。
履修希望者は、初回授業前日までにメールで連絡すること。 |