学科(専攻)・科目の種別等

専門科目 地球科学科
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授業コード S15461201 科目コード S154612
授業の方法 講義 単位数 2
期別 後期 曜日・時限 月2
授業科目

地表動態学概論

副題 人類をとりまく地表でおこる現象・素過程の動態に関する学習
担当教員 宮内 崇裕,竹内 望
履修年次/セメスター 2年後期 時間数 30 受入人数 60
受講対象 自学部他学科(自研究科他専攻)    
他学部(他研究科)  
科目等履修生
地球科学科2年対象(必修科目)  科目等履修生の受入れ:担当教員の了承が必要
教室等 564講義室
概要 地球生物の生活基盤である自然的要素(地形・気候・陸水・雪氷)の多様な成り立ちとその変化過程について,自然地理学的・第四紀学的視点から解説する。その知識に基づいた自然環境の将来予測と人類に与える影響を学習する。
目的・目標 この講義は、地球科学に関する幅広い知識を利用して,地球表層(気圏・水圏・地圏・生物圏)を構成する自然的要素の成り立ちとその将来予測に関する理解を深め,地域における開発・保全・防災・環境問題に取り組むための学術的基礎素養を修得することを目標とする。(JABEEの学習目標(G)に相当する)。特に、(1)地球表層の圏構造と相互作用に関する理解を深める,(2)個々の圏における自然現象の成り立ちと動態に関する理解を深める, (3)圏構造間の相互作用に関する理解を深める目標とする。
授業計画・授業内容 1回目:イントロダクション
2回目:内作用による地形形成
3回目:外作用による地形形成
4回目:生物作用による地形形成
5回目:地形発達史
6回目:地球上の水環境と水の作用−水収支と水循環
7回目:地球上の水環境−降水量・蒸発散量
8回目:地球上の水環境−河川流出量・日本の水収支
9回目:流域の水循環−水系網
10回目:世界の気候と水循環
11回目:雪氷圏と地球環境
12回目:氷河とはなにか
13回目:氷河と気候変動ー氷期と間氷期
14回目:アイスコア研究と古環境
15回目:筆記試験
キーワード 地形,気候,陸水,雪氷、人類,将来予測
教科書・参考書 教科書・参考書
「新版地学教育講座H地表環境の地学−地形と土壌」(東海大学出版会)
「新版地学教育講座I地球の水圏−海洋と陸水」(東海大学出版会)
「不都合な真実  Eco入門編」アル・ゴア著 ランダムハウス講談社
評価方法・基準 評価方法は,学期末筆記試験,および授業への取り組みによる。上記(1)〜(3)の目標の到達度に対して,筆記試験80%,および授業への取り組み(20%)とする。上記(1)〜(3)の割合は同率とする。
関連科目 層序学概論,岩石・鉱物学概論T,地球ダイナミクス概論,および関連する実験。