学科(専攻)・科目の種別等

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国語
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授業コード |
E1A228201 |
科目コード |
E1A2282 |
授業の方法 |
演習 |
単位数 |
1 |
期別 |
後期 |
曜日・時限 |
火3 |
授業科目 |
中国古典学演習IB
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担当教員 |
加藤 敏 |
履修年次/セメスター |
1〜4年 |
時間数 |
15 |
受入人数 |
40名(演習科目であり、レポート等の発表を考慮すると40名が上限となります。) |
受講対象 |
自学部他学科(自研究科他専攻) |
可 |
他学部(他研究科) |
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科目等履修生 |
可 |
教室等 |
教 未定 |
概要 |
後期からの受講生のために、漢語の構造、訓読の基礎について講述し、その後、中国古典のテキストのうち、唐代伝奇小説、『史記』を演習形式で読解します。
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目的・目標 |
一般目標:中国古典ならびに日本漢文を訓読し、漢文への理解を深めることを目標としています。
到達目標:本演習は、古典に対する理解を深めることを目標としています。これは、中国古典の知識の習得や訓読のスキルを身につけることを目指すものではありません。あえて言えば、そうした知識やスキルを用いて古典がいかに読めるかということを受講生それぞれが深めていくことをめざしています。したがって、知識やスキルの習得といったレベルの到達目標は設定しません。 |
授業計画・授業内容 |
第1回:漢語の構造と漢文訓読(1)漢語の基本構造について概説し、実際の漢文の構造を分析します。
第2回:漢語の構造と漢文訓読(2)助字について概説し、実際の文章に用いられた助字のはたらきを確認します。
第3回:漢語の構造と漢文訓読(3)訓読の基礎的事項(訓点・書き下し文等)について概説し、実際の文章を訓読します。
第4回:唐代伝奇小説を読む(1)「李娃伝」を読みます。
第5回:唐代伝奇小説を読む(2)前時に引き続き、「李娃伝」を読みます。
第6回:唐代伝奇小説を読む(3)前時に引き続き、「李娃伝」を読みます。
第7回:唐代伝奇小説を読む(4)前時に引き続き、「李娃伝」を読みます。
第8回:唐代伝奇小説を読む(5)「李娃伝」のまとめ。
第9回:『史記』を読む(1)「刺客列伝」を読みます。
第10回:『史記』を読む(2)前時に引き続き「刺客列伝」を読みます。
第11回:『史記』を読む(1)前時に引き続き「刺客列伝」を読みます。
第12回:『史記』を読む(1)前時に引き続き「刺客列伝」を読みます。
第13回:『史記』を読む(1)前時に引き続き「刺客列伝」を読みます。
第14回:『史記』を読む(1)「刺客列伝」のまとめ。
第15回:まとめ。本演習を通して、どの程度中国古典を読む基礎的力が身についたかを、受講生各自に確認してもらいます。
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キーワード |
漢文訓読 史記 伝奇 志怪 李娃伝 刺客列伝 |
教科書・参考書 |
教科書:指定しません。すべてプリントを用意します。
参考書:藤堂明保『漢語と日本語』(秀英出版)・各種漢和辞典(授業で紹介します。) |
評価方法・基準 |
演習形式の授業ですから、レポーターとして作成したレジュメの内容、発表のレベルにより評価します。また、授業中の質問や意見、ならびに毎時間配布する質問用紙の利用の程度も勘案します。
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関連科目 |
中国古典学演習TA・中国古典学講義T・漢字と漢文 |
備考 |
この授業計画は、決して固定して変更できないものではありません。実際の受講生の知的レベル、興味関心の所在にあわせて修正し、所期の授業の到達目標及びテーマを実現するようにしますので、安心して受講してください。 |