学科(専攻)・科目の種別等

英語
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授業コード E1C226201 科目コード E1C2262
授業の方法 演習 単位数 2
期別 前期 曜日・時限 金4
授業科目

英語科教材研究IV(文法)

担当教員 西垣 知佳子
履修年次/セメスター 2011/前期 受入人数 30
受講対象 自学部他学科(自研究科他専攻)    
他学部(他研究科)  
科目等履修生
教室等 教1205
概要 言語能力の育成において,語彙力と並んで文法力は,重要な要因です。本授業では、英語教科書あるいは英語教育の中で、指導上必要と思われる文法や語法を取り上げ、文法教材研究を行います。英語科教育学の立場から、学校英文法に焦点をあてて、文法項目の指導方法,教材作成の方法について検討します。
目的・目標 日々の英語指導を効果的に行うためには、教師の教材研究は不可欠です。本授業は「教材研究+指導法研究」という視点から、「主に中学校教科書に見られる文法・語法の問題点を取り上げ、その指導方法を探求すること」を目的とします。そのために次のことを目標として授業を行います。
 ◇教科書を使って効果的に文法を指導するための教材研究の方法を身に付けます
 ◇教科書を使って効果的に文法を指導する指導力を身に付けます
 ◇模擬授業を行って,実践的な文法指導力を身に付けます
 ◇受講生の文法力を高めます
授業計画・授業内容 授業は次の予定で行います。
1回 オリエンテーション
2回 英文法と英語教育
3回 学習指導要領と英文法
4回 英語教科書の中の英文法と指導法
5回 教科書における文法・語法上の問題点
6回 英語教師の語法研究
7回 いろいろな文法指導の方法
8回 教科書を使った文法項目の指導の実際
9回 教科書を使った文法項目の模擬授業
10回 教科書を使った文法項目の模擬授業
11回 教科書を使った文法項目の模擬授業
12回 教科書を使った文法項目の模擬授業
13回 教科書を使った文法項目の模擬授業
14回 教科書を使った文法項目の模擬授業
15回 授業のまとめ

授業外の課題として文法力を高めるために,教科書を読んで練習問題に回答します。毎回の授業では,授業外の課題の成果を確認するために小テストを行い,文法力の定着を図ります。

キーワード 学校英文法 文法指導 英語教科書 学習指導要領 言語材料
教科書・参考書 「徹底例解 ロイヤル英文法」,綿貫陽
評価方法・基準 評価は加算方式です。授業ごとに次のように得点が加算されていきます。
ただし,4回欠席すると自動的に「不可」,3回欠席すると「優」は取れません。
   出席 10点/回   遅刻・早退 5点/回  欠席/0点
   小テスト10点/回  模擬授業200点/回  到達度調査の結果300点/回
満点の得点に対して受講生が取得した得点の割合に応じて,以下の成績となります。
   90%以上「秀」,80%以上「優」,70%以上「良」,60%以上「可」
出席状況や課題の成果は「授業記録表」に記入して、各自で自己管理できるようになっています。したがって,自分の授業における達成度を,常に確認しながら受講します。