シラバス

学科(専攻)・科目の種別等	理科・・・・・・・・・・・・・・・	授業コード	E1E001001	科目コード	E1E0010
		授業の方法	講義・演習	単位数	2
		期別	後期	曜日・時限	火５
授業科目	理科教育課程論
	Studies in Science Curriculum
担当教員	鶴岡　義彦
履修年次／セメスター	３年次			受入人数	25人程度まで
受講対象	自学部他学科(自研究科他専攻)
	他学部(他研究科)	可
	科目等履修生
	他学部で理科教員免許取得希望者の履修を可とする。園芸学部学生の場合２年次学生も可とする。
教室等	教３４１０
概要	学習指導要領や教科書を材料としながら，理科カリキュラムを規定する要因について，比較教育学的・歴史的視点を加味して考察する。
目的・目標	通例教師は，学習指導要領・教科書に依拠して授業を進めるが，学習指導要領や教科書は，何を考えて作成・編成されるのかを検討し，カリキュラム開発者・批判者としての基礎的な力量を見につける。
授業計画・授業内容	具体的な教科書や教材を取上げながら，次のテーマで解説と演習を行う。１．理科教育という構造体におけるカリキュラム・教育課程の位置２．理科教育の価値・目的と理科カリキュラム３．理科教育の方法と理科カリキュラム４．日本理科教育史における理科カリキュラム５．比較教育学的に見た理科カリキュラム６．今回の学習指導要領の特色の概要　７．国際比較調査の結果とその意味８．国内調査の結果とその意味９．理科カリキュラム構成の動向と現代的課題（内容領域の拡張） 10．理科カリキュラム構成の動向と現代的課題（実社会・実生活との関連付け） 11．理科カリキュラム構成の動向と現代的課題（環境教育・STS教育の動向） 12．理科カリキュラム構成の動向と現代的課題（キャリア教育の視点） 13．理科カリキュラム構成の動向と現代的課題（言語活動の充実） 14．理科カリキュラムをめぐる近年の動向に関する振り返り 15．そうした特色を具現化する上での課題と展望
教科書・参考書	参考資料 ①小学校か中学校の『学習指導要領解説理科編』。 ②『現代理科教育改革の特色とその具現化-世界の科学教育改革を視野に入れて-』　(東洋館出版社) その他，参考書として入手しやすいものを適宜紹介する。
評価方法・基準	欠席が４回を超えると失格となる。日常の小課題・発表等と最終試験によって総合的に評価する。なお，日常点と最終試験とは，ほぼ一対一の割合とする。
関連科目	「小学校理科教育法」（小学校課程），「理科教育通論」（中学校課程），「理科教育概説」（他学部）
履修要件	小学校理科教育法（小学校課程），理科教育通論（中学校課程），理科教育概説（他学部）のいずれかを履修していることが原則。
備考	原則として、鶴岡研究室で卒論を書こうとする学生は履修することが弐望ましい。