学科(専攻)・科目の種別等

音楽
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授業コード E1F109602 科目コード E1F1096
授業の方法 演習・実技 単位数 2
期別 通期 曜日・時限 火5
授業科目

ピアノII

Instrumental Music(piano) II
担当教員 揚原 祥子
履修年次/セメスター 2年次 時間数 60 受入人数  
受講対象 小学校教員養成課程音楽科選修3年次
教室等 教音楽棟32
概要 バロック、古典派、ロマン派、近代の作品を中心に、個人レッスンを行う。中学校・高等学校教員にふさわしいピアノ演奏力を養う。
目的・目標 各人の状況に応じた教材を選択し、音楽科の授業に必要なピアノ演奏力を養う。
これまでに習得してきた技術、音楽性をさらに向上させ、より高い表現力を身に付ける。
・読譜に関する基礎的な知識を得る
・演奏に必要となる技術を高める
・作品(教材)の構成を理解し、演奏に生かすことができる
・自らが出す音や、旋律、和声などに対する理解を深め、それに対する感覚を磨き、演奏することができる
授業計画・授業内容 個人指導であるため、その内容は個人によって異なる。また、課題曲の難度や長さによっても異なる。各々の演奏を聴いて指導法を教員が判断するもので、それは当然ながらその瞬間にしかわからないことであり、到底書ききれない。よって、下記の計画はほんの一例である。
授業時間外の個人練習(課題曲、その他各自で必要と思われる練習曲など)を必ずすること。

第1回:ガイダンス。各々の状況を調査し、課題曲を決定する。
第2回:前週に決定した課題曲を演奏。各々の状態によって課題の見直しが必要であれば、検討し変更する。楽譜の読み方などをチェックする。
第3回:楽曲の構成を理解する。
第4回:身体の使い方、手指の動かし方など、身体的な側面から自身を見直す。
第5回:各声部のバランスや、自身が出す音について聴く。音楽に対する想像力を膨らませる。和声の響きや進行を感じて演奏する。
第6回:曲に対する理解をさらに深める。全体を通して演奏できるように仕上げていく。
第7回:同上。進度によって、暗譜で演奏できるよう指示する。
第8回:暗譜で演奏する。次回の課題曲を決定する。
第9回:第8回で決定した課題曲を演奏する。楽譜の読み方などをチェックする。
第10回:楽曲の構成を理解する。
第11回:これまで学習したことが新しい課題曲に生かせているか、再確認する。
第12回:各声部のバランスや、自身が出す音について聴く。音楽に対する想像力を膨らませる。
第13回:曲に対する理解をさらに深める。全体を通して演奏できるように仕上げていく。
第14回:同上。暗譜で演奏できるよう指示する。
第15回:暗譜で演奏できているかチェックする。まとめ。
第16回:前期試験。夏季休暇中の課題曲を決定する。
第17回:夏季休暇の課題曲を演奏、楽譜の読み方について、さらに深く考察する。
第18回:楽曲の構成を理解する。
第19回:身体と心の状態の関係を理解し、演奏にどう影響するかを実感する。
第20回:各声部のバランスや、自身が出す音について聴く。音楽に対する想像力を膨らませる。和声の響きや進行を感じて演奏する。
第21回:曲に対する理解をさらに深める。全体を通して演奏できるように仕上げていく。
第22回:後期試験のための課題曲を決定する。
第23回:第21回で決定した課題曲を演奏。試験曲の見直しが必要であれば変更する。
第24回:楽譜の読み方について考察し、楽曲の構成を理解する。
第25回:身体と心の状態の関係を理解し、演奏にどう影響するかを実感する。
第26回:各声部のバランスや、自身が出す音について聴く。音楽に対する想像力を膨らませる。和声の響きや進行を感じて演奏する。
第27回:同上。
第28回:曲に対する理解をさらに深める。全体を通して演奏できるように仕上げていく。
第29回:同上。
第30回:同上。暗譜で演奏できるよう指示する。
第31回:同上。暗譜で演奏できているかチェックする。まとめ。
第32回:後期試験
教科書・参考書 個人指導であるため、それぞれの技術、能力に応じて楽曲の難易度、作品の傾向を決定する。よって使用テキストは一様ではない。
評価方法・基準 評価方法 後期に行う実技試験によって評価する。
実技試験の到達度(70%)
授業時における準備と活動状況(30%)
練習の積み重ね、作品に対する理解力、表現力を評価基準とする。