学科(専攻)・科目の種別等

教養展開科目(キャリアを育てる)
・・・・・・・・・・・・・・・
授業コード G15S01501 科目コード G15S015
授業の方法 講義・演習 単位数 2
期別 前期 曜日・時限 木2
授業科目

ライフデザイン

life design
副題 コミュニケーションを磨きながら考える
担当教員 宮野 モモ子
履修年次/セメスター 全学年/前期 時間数 30 受入人数 90名程度
受講対象 自学部他学科(自研究科他専攻)  
他学部(他研究科)
科目等履修生
教室等 D44
概要 学生生活を送る中で出会う人生の課題に関して、教員からの問題提起や職業人として活躍している千葉大学の各学部の卒業生(修了生)の話を端緒に考える、「学生が主体的に取り組む授業である。
目的・目標 「最近の学生は明確な目標を持つことが少なく、他者との関わりが苦手で、自己表現能力に乏しい」といわれる中で、修学・研究を中心とする大学生活が人間としての成長につながるような教育を目指したい。本授業では、大学で学ぶ意味や生き方をグループ討論などの学生が主体的に課題に取り組み熱く語り合う時間を重要視する形態を通して、考えながら、学生同士の思いやりや共感、挑戦意欲、修学意欲を育み、さらにそれらがキャリア形成に結びつくきっかけとなることを目指す。
授業計画・授業内容 教員が講義の形態で問題提起した事柄に関して、受講者相互に討論しあう。あるいはグループごとにロールプレイやディスカッションを行う。また感想や自分の意見などを書く。さらに千葉大学9学部の卒業・修了生をゲストティーチャーとして招いて、現在の彼等の仕事や学部時代についての振り返り、在校生へのメッセージなどを話して頂き、質疑応答を行い課題に対する話題を膨らませていく。

第1回(4/14) 大学とは何をするところか?(宮野モモ子+ふれあいの環代表)
   キーワード:出会い、主体的経験、創造性、自分探し
第2回(4/21) ボランティア活動体験談を通して真のコミュニケートとは? 1
(ゲスト教員:ケン・ジョセフ)
第3回(4/28) 進路の決め方(下永田修二)
   キーワード:自分探し、自分を認める、目標
第4回(5/12) 働くことと社会を回していくこと(新谷周平)
   キーワード:就職難、フリーター・ニート、税金
第5回(5/19) 英語をつかって異文化コミュニケーション(西垣知佳子)
   キーワード:文化、自己理解、他者理解
第6回(5/26) 先輩から後輩へ<1>
   (看護学部卒業生:松本ゆり子、法経学部卒業生:木村小絵子)
   キーワード:今の仕事、私の学部時代、後輩への助言
第7回(6/2) ボランティア活動体験談を通して真のコミュニケートとは? 
(ゲスト教員:ケン・ジョセフ)
第8回(6/9) キャリア教育から学ぶ(藤川大祐)
   キーワード:キャリア教育、授業づくり、企業とつくる授業
第9回(6/16)  学生の皆さんへ(齋藤 康 学長)
第10回(6/23) 自分を知ろう(笠井 孝久)
   キーワード:自分を知る、相手を受け入れる、他社との豊かなかかわり
第11回(6/30) 先輩から後輩へ <2>
      ケン・ジョセフ+(文学部卒業生:中山加奈子、工学部卒業生:谷津和宏)
   キーワード:今の仕事、私の学部時代、後輩への助言
第12回(7/7) 学生の皆さんへ(花房 茂俊学生部長)
    先輩から後輩へ <3> (薬学部卒業生:佐々岡沙羅)
第13回(7/14) スポーツにおけるやる気と集中力(西野 明)
   キーワード:やる気、集中力、スポーツ
第14回(7/21) 先輩から後輩へ <4> (理学部卒業生:西村正美、教育学部卒業生:鈴木良和)
   キーワード:今の仕事、私の学部時代、後輩への助言
第15回(7/28) 先輩から後輩へ <5>
      ケン・ジョセフ+(教育学部卒業生:身崎史人)
   キーワード:今の仕事、私の学部時代、後輩への助言
第16回(8/4) レポート提出

[担当教員]
新谷周平(教育学部准教授)
笠井孝久(教育学部准教授)
下永田修二(教育学部准教授)
西垣知佳子(教育学部准教授)
西野 明(教育学部准教授)
藤川大祐(教育学部准教授)
宮野モモ子(教育学部教授)

[ゲストティーチャー]
学長、学生部長、各学部卒業・修了生
[特別ゲスト]
ケン・ジョセフ


キーワード 出会い、目標、自己理解、友達をつくる、専門、進路、身体と心、コミュニケーション
教科書・参考書 稲場秀明著[大学は出会いの場、インターネットによる教授のメッセージと学生の反響」
大学教育出版:http://www.e.chiba-u.jp/〜inabah/に要約がある。
評価方法・基準 講義に対する感想または意見、発表、グループ討論などにおける参加度、貢献度などを総合的に評価する。
関連科目 キャリア入門、起業論、経験を考える、現代 学生の問題など普遍教育においてキャリア形成のために開講された科目
備考 受講希望者が多い場合は人数を90名程度に制限することもあるが、大勢の学生が是非履修チャレンジしてください。
また、新入生においては選択履修していただけることを望みます。