学科(専攻)・科目の種別等

共通専門基礎科目(物理学)
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授業コード G17391014 科目コード G173910
授業の方法 実験 単位数 1
期別 前期 2期 曜日・時限 火3・火4・火5
授業科目

物理学基礎実験I

Physics ; Basic Experiments I
担当教員 椎名 達雄,溝上 陽子 | 椎名 達雄 | 椎名 達雄
履修年次/セメスター   受入人数 100
受講対象 1T画情
教室等 E物理学基礎実験室 | E物理学基礎実験室 | E物理学基礎実験室
概要  いくつかの代表的な物理量を、学生自ら実験を行うことによって求める。基本的物理現象の理解・基本的実験技術の習得・実験結果に対する評価方法等を学ぶ。「物理学基礎実験T」にはE号館3階物理学生実験室で行う実験と、同3階301室で行う実験がある。
目的・目標  いくつかの代表的な物理量を、学生自ら実験を行うことによって求める。基本的物理現象の理解・基本的実験技術の習得・実験結果に対する自らの評価方法等を学ぶ。ここでは学生の自主的・積極的な取り組みが求められている。
 「物理学基礎実験T」には、E号館3階西側の物理学生実験室で行う実験と、E号館3階東側のE301室で行う実験の2種類がある。
授業計画・授業内容 物理学生実験室(総合校舎E号館3階)
 物理学生実験室で行われる授業には、以下のような種目の実験が用意され、同一種目の実験台が3台ずつ備えてある。
 一種目の実験は当日のうちに完了し直ちにレポートを提出し、次の週は別の実験台に移る。
何月何日に誰がどの実験台につくかは、実験室外の廊下の掲示板に示す。白衣着用の必要はない。
 実験書として、千葉大学生協で売っている『物理学基礎実験』を使う。毎回のレポート用紙は、この実験書の最後に綴じ込みになっている。各期とも、その第一週には実験講義を行い、実際に実験にとりかかる前の準備をする。どの教室に集合するかは、教務関係掲示板に掲示するので、実験の始まる1〜2週前によく注意していること。
 第二週以降、次の実験種目のうちから4種目を行う。
 B.ボルダの振子による重力加速度の測定 
 C.容量および自己インダクタンスの測定
 D.ダイオード・トランジスターの特性の測定 
 E.ユーイングの装置によるヤング率の測定
 F.フランク・ヘルツの実験   
 G.弦の共振による交流周波数の測定
 H.光の干渉・回折・偏光の実験
 I.ねじれ振子による剛性率の測定
 J.ジョリーのばねばかりによる表面張力の測定
 K.クントの実験によるヤング率の測定
 L.リサジュー図形を描く実験
 M.電子の比電荷の測定
 N.ガラス・水・アルコールの屈折率の測定
 O.位相差検出による空中音速の測定 
 P.GM計数管による放射線の測定
 Q.三極形光電管によるプランク定数の測定
 R.ディジタルICによる論理回路を組む実験
 S.サールの装置によるヤング率の測定
 T.電流による熱の仕事当量の測定
 U.共振回路による液体の比誘電率の測定
 W.ホイートストンブリッジによる抵抗値の測定

受け入れ人数:各期100人位

総合校舎E号館3階E301室で行われる実験授業は、毎週以下のような種目の実験が約30台ずつ用意されており、学生は2人1組になって実験を行い、当日にのうちにレポートを提出する。白衣着用の必要はないが、電卓とレポート用紙(A4:普通に市販されている1枚ずつばらばらになるもの)を用意すること。
 実験書として、プリント冊子を配布する。
 第一週からE301室で行う。
 第一週 金属の密度の計測
 第二週 等電位線の測定
 第三週 固体の比熱および原子熱
 第四週 トランジスタの特性
 第五週 ボルダ振り子による重力加速度の測定

受け入れ人数:各期60人以内
教科書・参考書 物理学学生実験
物理学教員集団編『物理学基礎実験』(千葉大学生協にて販売)

評価方法・基準 レポート、面接             
備考 注意
@普遍教育シラバス2011、物理学基礎実験・年間計画表を十分、注意して見ておくこと。受講のためのWEB登録はこの計画表にそって期限内に入力して下さい。後期等での受講の受け取りはありません。
A物理学基礎実験Tは、年間計画表で指定されたクラスで受講すること。2年次に指定されたクラス以外は1年次である。