学科(専攻)・科目の種別等

専門科目 食料資源経済学科
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授業コード H10230201 科目コード H102302
授業の方法 講義 単位数 2
期別 後期 曜日・時限 月2
授業科目

比較農業環境論

Comparative Agro-environment
担当教員 高垣 美智子
履修年次/セメスター 2〜4 時間数 15 受入人数 40
受講対象 自学部他学科(自研究科他専攻)  
他学部(他研究科)
科目等履修生
教室等 園 103講義室
概要 世界各地では様々な農業様式、技術が見られる。異なった様式が営まれる様になった遠因を、歴史的な成立過程や地域の環境の違いから考察する。また、現在見られる様式はその地域に適しているのか、将来的に望ましい様式はどのようなものなのかを検討する。
目的・目標 世界で見られる農業様式が、地域によりなぜ異なっているのか、その理由を理解する。
農業様式を決定する要因はなにか、それぞれの地域における変遷を学びながら考える。
世界の農業において、現在見られる問題点を把握し、将来展望を考察する。
授業計画・授業内容 1回目(10/3) 農業とは? 農耕文化とは? 「農業」に対するイメージ。現代の食が抱える課題(VTR使用)
2回目(10/17) 農業類型の地域区分、農業の始まり どこでどのように始まったのか
3〜4回目(10/24,31) 様々な農業様式、農耕文化の成立 どのように伝播し、変化していったのか。(スライド使用)
5〜7回目(11/21,28,12/5) 焼畑農業から常畑農業へ 焼畑農業の起源と現状、森林破壊と農業の関係について学び、常畑農業への移行過程について考える。(VTR、スライド使用)
8〜9回目(12/12,19) 東アジアの水田農業,稲作の発生と伝播について学ぶ(VTR使用)
10回目(1/10) 南アジアの畑作農業 天水畑作の持つ生態的な意味と地域性について学ぶ。
11回目(1/16) アジアとヨーロッパの農業 ヨーロッパ農業の成立過程を学び、アジアの農業との違いを学ぶ。
12回目(1/23) 企業的な農業 アメリカの農業、プランテーション農業についての成立過程と特徴を学ぶ。
13回目(1/30) 日本の農業 発展過程と特徴について、他の地域の農業と比較する。
14回目(2/6) ポストグリーンレボリューションと持続的農業 東南アジアを中心に近代農業の動向について学ぶ。また、世界の都市農業の動向を学ぶ。(スライド)
15回目(2/13) 農業の向かう方向を考えるこれまで学習してきたことに基づいて、望ましい農業の方向性について考察する。(理解度の確認)
キーワード 農法,作付体系,農耕文化,持続的農業,気候,都市農業
教科書・参考書 教科書は使わず、毎時資料を配布する。下記の本は、参考図書です。
多文明共存時代の農業 高谷好一 農文協、2002
農業を考える時代 渡部忠世 農文協、1996
緑の革命とその暴力 ヴァンダナ・シヴァ、日本経済評論社、1997
食料生産と環境 久馬一剛、化学同人、1997
東南アジアの自然と土地利用 高谷好一著、勁草書房、1985
評価方法・基準 理解度;毎時授業に関連したキーワードに関する問いについての意見をカードに書いて提出してもらい、それによって出席と、授業内容の理解度を確認する。(理解度50%)
小テスト、レポート;2-3回、論述式と用語説明の小テストを実施する。また、1回レポートを課す。(小テスト・レポート50%)
  農業様式の成立が何に影響されてきたのか、その流れの中で形成された今日見られる農業様式の問題点はどのようなものか、これからの農業はどうあるべきか、といったことに対する、問題意識と考察力を問う問題ですが、授業で説明したキーワードが含まれている方が望ましいです。冗長な文章や誤字・脱字は減点対象となります。用語説明は、授業中に説明したキーワードがいくつ含まれているかにより、評価します。
関連科目 授業で取り上げる主要作物の生態や栽培化の過程を学ぶ「作物学汎論」や、熱帯の作物栽培システム、熱帯作物の生態を学ぶ「熱帯園芸学」などが上げられます。
また農業技術を学ぶ、一連の農場実習科目も関連します。
備考 ’94−’96開講「園芸情報処理システム概論」の振り替え科目。2000年度より学部開放科目。−’03開講「国際農業情報論」の振り替え科目。
JABEE生物環境調節プログラム必修、対応する学習・教育目標:D